先日購入したAC電源アダプタに簡易な電力計機能がついていた。

ノートパソコンや一体型パソコンの場合は、総電力量がわかるわけだ。

 

驚いたのは、20インチとかの画面でも20Wくらいだった。

ガーン、である。

もちろん、それなりに普通に使えるパソコンである。

youtubeもAmazonPrimeも大画面パソコンで見ているのに、である。

 

ちょっと前までは、メインストリームの高性能パソコン、

たとえばCorei5-5000番とか、TDPは50Wくらいだったと記憶している。

つまり、システム電力は100Wくらいだったのだ、普通に。

 

それが、その頃よりも大きな高精細なフルHDで、

速度も同じようで、動画も見られて、

でも20W..。

 

今現在、私の部屋で動いているパソコンは、10台ほどである。

もちろん、10台が同時に稼働はしないから、

せいぜい半分の5台位だろう。

 

ということは、20W×5=100W !

しばらく前のパソコンの5台分の仕事が同じ電力で動くということだ。

 

25年ほど前、パソコンの仕事がメインだった頃、

業務用のCAD系パソコンは1000Wくらいのコンセントを用意したものだ。

 

と、考えると..、

来年からエアコンなどの家電品の省電力基準が大きく変わる、

従来の普及品クラスの製品では販売ができなくなるほど厳しいらしい。

 

パソコンなどの電子機器の変化を考えれば、当たり前の規制強化となるな、と。

 

電気料金の下がる見込みはないから、

経済活動の大本である電力にとっては、

電力効率が上がること、すなわち省エネが進むことは命綱のようなものだ。

 

それにしても..、

最近パソコンを買うときには、必ずTDPなどをチェックしている。

 

電気自動車じゃないが、電費は大切だな、

と考えることが増えた今日この頃。

 

ちなみに..、

このブログを書いているパソコンも、

celeronCPUでTDPが10W以下だったと思う。

ストレージがHDDのままでLinuxにしているので、

アプリの起動はやや遅いが、

それ以外は全然遅く感じないマシンだ。

しかも¥2000送料込みだ。