こんばんは。
4月21日、22日の2日間、
安曇野で行われた第二回目のパーマカルチャー講座へ
行ってきました。
今回のお題は
システムデザイン
農業実習
建築コンセプト作り など
<システムデザイン>
パーマカルチャーは持続可能な農的デザインの事ですが、
持続可能な暮らしをするには、水、エネルギー、有機物を
いかに循環させる事が出来るかが重要なポイント。
これについて、私達がこの講座で宿泊している
シャンティクティがどのようにシステムデザインされているか、
グループに分かれて実際に調べ、図にしてみると言う作業を行いました。
作り出す、捨てる、と言う行動はout put
使う、取り入れる、という行動は in put
out put が次の in put につながる事で循環が成り立つわけですが、
これが成り立たなかったり out put と in put のバランスが崩れると、
大量廃棄とか環境破壊といった状態に陥るわけですね。
例えば、水の循環とかは小学生の時にならいましたが、
実生活でそれがどう影響しているのか、なんて事は
考えた事はなかったような・・・
本来は、これをもっと自分の身近な実体験として
楽しく学べる環境が日常にあるべきなのではないか、と
考えさせられました。
と言う事で、”宿題”が・・・
「自分の家のシステムデザイン」
自分の住まいがどんな循環になっているのか、
現状と理想を図に描いてくる!
皆さんも、ほんの少しでも考えてみると
色々な気付きに出会えるかもしれませんよ。
<農業実習>
私が受講しているパーマカルチャーでは
農業は自然農で行います。
草を抜かない、耕さない、肥料や農薬を使わない、
虫たちを敵としない。
草を抜かない・・・
もちろん播種(種をまく)の時は、
必要な所だけ草を刈る事はしますが、
刈るのであって、抜く事はしません。
そして、刈った草は種を播いた所の上に置くなどして、
その場所で将来、土にかえれるようにしてあげます。
こうして何年もたった畑の土は驚くほどフカフカです。
普通、農作物を育てる時は、
草を抜かないとその作物の養分が奪われるから
根こそぎ抜かなければいけない、と、私は今まで信じてきました。
でも、草を根こそぎ取り除くと土があらわになり、
土壌の水分がどんどん蒸発していき、雨が降れば
土もどんどん外へ流れ出て行ってしまいます。
栄養分も流れ出て行ってしまい土も固くなります。
でも、そんな邪魔物だと思っていた草達は、
実は土を守ってくれている。
そこに生える草にも生える理由、役割があるんですね。
そんな自然農で作物を育てる為の畑の畝立てを
みんなで行いました。
畝立て前の様子。
まずは、畝を立てる前に土の上の草を鍬で取り除きます。
先ほども言いましたが、草を抜くのではなく刈るだけです。
土の中の根は残して、生長点を刈るように皆で草を刈っていきます。
草を刈り終えた所で畝立てを行います。
スコップや鎌で通路となる部分の土を畝になる部分に
のせて行きます。
その後、畝の上をやや中央が高くなるように
かまぼこ型にならして、表面をしっかり固めて行きます。
最後に刈った草を畝の上に乗せて完成。
因みに、自然農では一度畝をたてたら、
その畝を半永久的にそのまま使います。
こちらは、もともとある畝に播種を行う様子。
種を播く場所だけ、鎌または鍬で表面の草を刈り取ります。
種を播いたら刈り取った草で覆います。
もともとある畝の上には春の草花達が緑のじゅうたんのように
覆っていました。通常はいわゆる雑草と言われてしまうような
この草花達が、あたり一面にある自然農の春の様子、
写真でわかりずらいですが、優しげでなかなか素晴らしい眺めです。
そして、移動の途中で菜の花をつまみ食い。
とても甘く柔らかくて美味しです。
<建築コンセプト作り>
今年は”シードハウス”を立てる事になっています。
シードハウスは、在来種の種を守り受け継ぐ為に
種の保存と栽培希望者に種の貸し出しを行うシードバンクに
活用されます。
※参考 シャンティクティのブログ
http://shalomusui.blog90.fc2.com/blog-entry-1770.html
大きな生命力をもっている作物は、
私達に大きなエネルギーを与えてくれます。
体の構成だけでなく心にもです。
このエネルギーはカロリーではなく生命力の大きさの事です。
そんな大きなエネルギーをくれる作物の源となる種は、
私達が生きる為の源になっていると言っても過言ではないと思います。
講座終了後、いつものことながら皆さん最後までハイテンションな感じで、
とても充実した楽しい2日間でした。
また来月も楽しみです。








