大人の楽しめる自然と融合したまちづくり

大人の楽しめる自然と融合したまちづくり

世の中がハイテク化すればするほど人は自然を欲するようになります。人と自然が共生した大人の楽しめるまちづくりを実現するために思うことを徒然なるままに・・・

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振り返ってみると
東京と地方暮らしが約25年ずつちょうど半々になりました。

両方の暮らしを経験してみて、それぞれのよさがわかります。

若い頃、東京のよさは何といっても欲しいものが手に入る、
様々な情報を得られる、いろんな人にすぐに会える、
おしゃれな人工物、環境がある・・でした。

現在はインターネットのおかげで
欲しいものはネット通販で、またある程度の情報もネットで
すぐに手に入るようになりました。

都会で生まれた人には想像できないかもしれませんが、
インターネットが生まれる前までは
情報格差、モノを入手する容易さの格差は
大きなものでした。

テレビや雑誌でいい商品が紹介されても
田舎では手に入らないので、
「それって空想の世界じゃないか!」
と小学生の頃は本気で思ったものでした。

また何か興味を持っても、それを探る手段が
書店か図書館しかなく、当然、そこには
本の種類も少なく、限られた情報しか得られない・・・

そういう意味では、地方と東京の格差は
かなりなくなってきてはいるのですが
地方の一番の問題は仕事がないということですね。

一昔前までは地方の経済活性化というと
メーカーの工場誘致が定番でした。

ところが工場については
競争力強化のためにコスト削減、合理化を目指して
海外のより安い労働力やコンピューター、機械に
取って代わられていきました。

そうなると地方の産業は空洞化して
雇用の場がなくなり、人も出て行かざるをえない
そんな状況です。

地方に限らず、産業自体が
商品・サービスの寿命がどんどん短サイクルになり、
どんないいものを開発してもすぐにコモディティ化
してしまいます。

特にこれから3Dプリンターも進化していけば
設計図さえあれば、どんなものでも家庭で手に入る
そんな時代も夢物語ではありません。

また弁護士、会計士のような専門的な知的な仕事も
人工知能に取って代わられていくでしょう。


そうなってくれば、どんどん従来の仕事はなくなっていき、
新たな仕事が生まれてきます。

新たな仕事っていろいろ考えられますが
一番わかりやすい仕事で言うと
今まで一部の人にしかお金になりづらかった
クリエイター、アーティスト、コミュニケーターなど
人と接することによって感動や喜びを与えられる仕事かな
と感じます。
 
田舎と都会のよさにについて続きは次回にて・・・