西の越知山ハイク♪
7／13（土）に予定していましたが、雨で中止になったので、
28日（日）に日にちを変更して行いました。
越前五山とは。
泰澄大師が開いたとされる五つの山で、
文殊山を中心に、北は吉野ヶ岳、南は日野山、西は越知山、
そして東は霊峰白山です。
第１弾は中心の文殊山を登りました。
そして今回第２弾は西の越知山にチャレンジです！
今回のコースは小川コースで行者（修験者）道とも呼ばれ、
泰澄大師が毎夜登った道とされています。
登りの参考タイムは２時間３０分。
今までのハイクの中では一番長いです。
では気合いを入れて、いざハイクアップ！！
このコースは階段は少なく、アップダウンを繰り返しながら
緩やかに登っていきます。
またコース上には１合目から１０合目までの看板があり、励みになります。
気温も湿度もそんなに高くなく、ハイクにはちょうどいい感じの天気♪
ただ、この時期は蚊との闘いになりますね～
たえず耳元で「ブ～ン」と・・・ヽ(`Д´)ノ
そして先頭を切って歩いていたので、クモの巣に引っかかる引っかかる・・・
まぁ、これも自然のこと。仕方ないですね。
道中、リスが食べたクルミの跡がいっぱい落ちてました。
こういうところから、この山に住んでいる動物のこととかがわかります。
５合目６合目の中間あたりに「独鈷水」があります。
泰澄大師が修行中、護身用に持っていた独鈷（とっこ）で岩を突いたところ、
神通力で水が湧き出たと伝えられています。
水量は夏場のせいか、ちょっと少なめ。
でも、けっこう冷たくて気持ちいい～♪
では、本道に戻って。
ここから先は、このコースの見所でもある美しいブナ林。
本当にキレイです。癒されますね～
途中、少し開けたところから景色を眺めることができました。
今日は雲が多く、遠くまで見えないのが少し残念です。
９合目の標識から少し進むと「越知神社」に到着。
室堂前の御神木、栃の木。
その奥には「殿池」
織田信長公の愛馬がこの池に落ちたことから名付けられたそうです。
さらに頂上に向けて進んでいくと、大師堂、千体地蔵尊があります。
中にはたくさんのお地蔵さんが安置されていて、
これらは参拝者が願掛けや祈願成就の御礼として奉納したもので、
年代や石質の異なる様々なお地蔵様が祀られています。
笏谷石の階段を進んでいくと神宝庫にたどり着き、
再び歩いていくとついに１０合目＝頂上に到着です！！
達成感でとっても気持ちの良い瞬間です！！
この頂上のすぐそばにもう一つ、言い伝えのある場所が。
臥行者旧跡
泰澄大師の愛弟子が心の修行と称して、ここで寝てばかりいたことから
名付けられたそうです。
しばし頂上からの景色を楽しんでから、展望台へ移動。
実は展望台の方が頂上より標高が高いという・・・(^▽^;)
そこからの眺めはあいにくの雲で、遠くまでは見えませんでした。
スッキリ晴れていれば日本海まで見えますよ～
それでも山々に囲まれた場所に立っている感じが
参加された会員さんには不思議な感覚だったみたいです。
展望台下のベンチでお昼休憩。
体感温度では２８℃ぐらいかなぁ？風もあってと～っても心地いい！！
このままここでお昼寝した～い♪
っていうぐらい山の上は気持ち良かったです。
とは言ってもやはり下山しないといけません。
下りと言ってもアップダウンを繰り返して登ってきたので、
もちろん帰りもアップダウンを繰り返します。
登りであんなにクモの巣に引っかかったのに、
下りでもまだまだ引っかかります・・・
下りていくほどに蚊も増えていきます。
そんな闘いを続けているうちに登山口に到着しました(^▽^;)
この越知山は今回登った小川コース以外にも、立花峠コース、武周が池コースなどがあり、
それぞれ３０分、５０分ほどで登れるお手軽ハイクコース♪
さらに室堂までは車で登ることもでき、そこから山頂までは徒歩１０分ほどで行けます。
桜の時期、花びらが散ってピンクのじゅうたんになる室堂前も見所のひとつです！！
また違うコースで桜の時期や紅葉の時期にも登ってみたいと思います。