天使のナイフ 【ドラマ2015】 | nature-adocument

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天使のナイフ WOWOWドラマ 

2015作品

CS放送視聴

 

  とても重い内容でした

 

今活躍している

北村匠を検索したら、この作品にたどり着き、CSで録画。

 

他にも、清水尋也と村上虹郎が・・・映画リベンジャーズにそろって出演している。

3人とも9年前の作品だし、とても若い。

 

あとね、乃木坂のメンバーが出ていた。

キャプテンだった桜井玲香は、本作品のスートリーに絡む役どころ。あと西野七瀬、松村沙友理の二人。

西野は、3つくらいしか単独のセリフがなかったな。

台詞も当然ボー読み。

9年前で、ホントに若くてかわいい。

この西野が、数年後には、ヒットドラマに出て、

映画ではアカデミー賞のなんだったかとりました。

で、裕貴くんと結婚しちゃうんだから、分からないものですね。

 

若手6人が出ていて、お宝作品かと見始めたら・・・。

社会派ドラマ。テーマは少年法でした。

 

 

  ここからネタバレ

 

冒頭、若い主婦が子供の前で殺される。

 

このシーンのあと、すぐにググりました。

フィクションであること、実話ではないことを確認しました。

 

犯人は、13歳の中学生3人でした。

八木将彦(少年A)=清水尋也
沢村和也(少年B)=北村匠海
丸山純(少年C)=村上虹郎

《これは・・・リベンジャーズの面々じゃないですか!?
 

被害者であるにも関わらず、マスコミに追われ

犯人に対する怒りも、少年法の前では、ぶつけようがない。

被害者遺族の、桧山貴志=小出恵介。

《本当に、やり場がない心だと思う。少年法と学校内の治外法権だけは、被害者が泣き寝入りするしかない。》

 

マスコミに対し、法が裁かないのなら、殺してやりたいと発言してしまう。

更に、非難を浴びる、桧山貴志=小出恵介。

 

ただ、事件前、妻の口座から、500万円が引き出されていた。

《これは、意味があるんだろうな、布石だと思ったけど、予想すらできなかった》

 

4年後、子供は4歳に。

亡くなった妻の友人だという早川みゆき=倉科カナが勤務する保育園に預けながら、ひとり育てている。

 

沢村和也(少年B)=北村匠海が殺された。【下記の⑨】

 

ここから、物語は、加速度を徐々に上げながら進んでいく。

《昨日見終わったばかりなので、結構覚えているので整理する》

 

① 相沢秀樹=和田正人(のちに、弁護士)が、子供の頃、少女を殺す。手に蝶のような痣。目撃し、少女の親に知らせたのは、当時まだ少女だった、主人公桧山貴志=小出恵介の妻、桧山祥子=藤本泉。

 

② 桧山祥子=藤本泉は親が離婚し、引っ越す。中学生になった桧山祥子=藤本泉は、池袋で早川みゆき=倉科カナと出会い、仲良しに。若者にだまされ、脅され、テレクラで男(滝沢俊夫=原田龍二)を呼び出し、おやじ狩りを行う。若者の暴力から、桧山祥子=藤本泉と早川みゆき=倉科カナは、逃れる途中、滝沢俊夫=原田龍二にあってしまい、もみ合いとなる。桧山祥子=藤本泉は早川みゆき=倉科カナを助けるため、若者から奪って手にしていたナイフで、滝沢俊夫=原田龍二を刺して、結果殺してしまう。

 

《時代背景として、治安が良くない地域だったらしいし、おやじ狩りとか、テレクラとかあった。犯罪の温床でもあったのを、記憶している。やっぱり中学生で、危ないところに行っちゃだめ。でも、惹かれていってみたくなる気持ちもあるよな。》

 

 この時の、弁護士(付添人)は、少女の時に目撃した

相沢秀樹=和田正人だった。

 

③ 桧山祥子=藤本泉は、その後、普通の生活に。

 《少年法に守られて、すぐに出た模様》

 

④ 仁科歩美=桜井玲香は、桧山祥子=藤本泉に殺された滝沢俊夫=原田龍二の娘。心臓移植が必要な、大病で入院していた。

丸山純(少年C)=村上虹郎と親しくなっていた。

 

⑤ 桧山祥子=藤本泉は、バイト先の店長桧山貴志=小出恵介と結婚、出産。まだ20歳であった。

  登場人物による推測:桧山祥子=藤本泉は、自分が起こした罪の贖罪に、滝沢俊夫=原田龍二の自宅へ向かう。留守であった。帰宅途中、カレイドスコープを購入。そこでしか買えないオリジナルだった。駅前で、心臓移植の募金があり、滝沢俊夫=原田龍二の子供だと知り、1000万円足りないと知る。

 

⑥ 桧山祥子=藤本泉は、自分の500万円だけでは足りないと、

あと500万円を、弁護士 相沢秀樹=和田正人に、『過去の事の口止め料として500万円を要求する』。


⑦ 滝沢俊夫=原田龍二の娘、仁科歩美=桜井玲香は、その募金で手術は成功し、普通の生活を送っていた。そして謎の手紙を受け取る。

 『滝沢俊夫=原田龍二を殺したのは、桧山祥子=藤本泉』子供と一緒に写っている、写真が同封されていた。

 

 送り主は、弁護士相沢秀樹=和田正人が、仁科歩美=桜井玲香が桧山祥子=藤本泉を殺すのではと見込んでのことだった。

  

⑧ そして桧山祥子=藤本泉は殺された。殺害の指示を出したのは、仁科歩美=桜井玲香。

 沢村和也(少年B)=北村匠海と八木将彦(少年A)=清水尋也に犯行を行わせるため計画を練る。

 

 それは、丸山純(少年C)=村上虹郎が、二人にやらされていた、幼児への犯罪をビデオに撮り、それを脅迫の材料にして、実行に移させた。

 

《そして4年後》

 

⑨ 沢村和也(少年B)=北村匠海が殺される。

  ⇒ ビデオのことを警察に話して、贖罪すべきと。

  丸山純(少年C)=村上虹郎が、線路に突き落とされる。

  

  桧山貴志=小出恵介、疑われる。

  八木将彦(少年A)=清水尋也が殺される。

⇒ そのビデオ 桧山貴志=小出恵介に送る。

  桧山貴志=小出恵介は、アリバイがあった。

  ⇒ 二人を殺したのは丸山純(少年C)=村上虹郎


⑩ 最後は、丸山純(少年C)=村上虹郎が、桧山貴志=小出恵介の職場に人質をとり立てこもる。そして、逮捕される。

 

これだけの少年犯罪を、⑨ ⇒ ①~⑧ ⇒ ⑩という順に、物語は組み立てられていた。

 

色々な少年犯罪を、みっちり組み込んでいる。それをパスルのように、フローチャートのように、複雑にからみあっている。見ている方は、どんどん引き込まれ、考えながら、思い出しながら、見るから、疲れた。

 

昨日、投稿した、『渇水』でも書いたように、何十年もかけて、少年法も少しずつ変わり、被害者家族へのケアも進んできている。だけど、やはの今も変わらないものがある。加害者の人権に重きを置いている傾向だ。最近は、マスコミを通じて、取材の自粛を被害者家族は訴えている。しかし、それは、なくならないのだ。ネット社会特有で、両者、あっという間にさらされるのだ。マスコミより怖いのだ。せめて、家族のことは、そうっとしておいてほしい。

 

難しいテーマのドラマでした。

 

※ 誤字脱字、ご容赦くださいね。

※ あらすじは、AI使おうかなぁ。ちょっとブログに時間かけすぎでしたアセアセ

 

  覚書

桧山貴志=小出恵介
桧山祥子=藤本泉
桧山愛実=横溝菜帆

早川みゆき=倉科カナ

福井健=千葉雄大
ブロードカフェの店員=西野七瀬、松村沙友理

長岡=町田啓太
八木将彦(少年A)=清水尋也
沢村和也(少年B)=北村匠海
丸山純(少年C)=村上虹郎

長岡=町田啓太
三枝=手塚とおる

加藤友里=夏居瑠奈
小柴晴彦=小倉一郎
滝沢俊夫=原田龍二
木村=堀内敬子
相沢秀樹=和田正人
前田澄子=若村麻由美
貫井哲郎=ラサール石井
仁科歩美=桜井玲香
 

 

原作    薬丸岳
『天使のナイフ』
脚本    尾西兼一