ビジランテ 【邦画】 | nature-adocument

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ビジランテ

邦画

配給:東京テアトル

2017年作品

 

 

 

  過去に見たような気がするけど、見てていなかったみたい

 

前回書いた『獣道』同様、

録画していたものを整理していて、見た作品。

あと2作『雨に叫べば』『素敵なダイナマイトスキャンダル』

も、後で、書くけど、同じです。

 

ビジランテ・・・

聞いたことがある言葉で、響きがいい。

自警団という意味があるそうだ。

 

なんとなく見た事がある気がするんだけど、

見てていなかったみたいです。

 

 

  遺産相続のもめごとと、パワハラの作品

 

正義のためには、手段を選らばない人達。

その正義は、各々違うものだから、

人の命を奪い、人のこころも体も傷つけていく。

 

人が人であるならば、『欲』と『正義』を振りかざした世界は、争いが絶えないということだろうな。

 

 

 

以下 ネタバレ

 

 

 

 

 

埼玉県の閉鎖的なとある町。

地元有力者の3兄弟の物語。

暴力で支配していた父の元を逃げたした一郎。

⇒薬漬けで、父の死をきっかけに、地元に戻る。

見てみないふりして目をそらしている次郎は

議員になっていた。

風俗の店長している 三郎。

一番ピュアな人物像。

 

父の死後、父の残した遺産を巡って

地元に戻ってきた一郎の登場で、物語は動いていく。

父の残した土地に商業施設を作るということで

一郎はその土地を相続し、誰にも渡さないという。

次郎はその土地を手に入れないと、

議員としての立場が危うくなるので

どうしても、手に入れたい。

三郎は、否応なく、巻き込まれる。

 

最後は、一郎・三郎は亡くなり

次郎は、商業施設建設のなんとかメンバーに就任。

 

あっ、重要な事・・・を。

子供のころ、父を刺したのは、三郎。

その凶器のナイフを川を渡って土に埋めたのは一郎。

三郎は、ラストシーン近くにその事実を次郎から聞かされます。

そのナイフがラストシーンの凶器になるのです。

 

  感想

 

物語は重厚。

そんな中、風俗店が出てくるので、

裸が多いです。

それが暴力的で、痛々しくて・・・。

 

裸に濡れ場があれば、ないより

見る人が増えるのでは?という発想にしか見えない。

 

キャスティングが絶妙。

特に、次郎の役どころに、鈴木浩介。

ぴったりです。

妻の方がやり手で、体を張って、政治の世界を渡ります。

それを見て見ぬふりするところは、絶妙な表情でした。

 

この作品にも、吉村界人が出ていましたね。

 

それだけの作品でした。

 

 

 

  覚書

 

神藤一郎 = 大森南朋
神藤二郎 = 鈴木浩介
神藤三郎 = 桐谷健太
神藤美希 = 篠田麻里子
岸公介 = 嶋田久作
サオリ = 間宮夕貴
石原陸人 = 吉村界人

制作・配給 東京テアトル

監督・脚本 入江悠