総理の夫【邦画】 | nature-adocument

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総理の夫
2021年作品

 

 

  ネタバレ含みながら書くので注意です

 

以下 青の文字が、ネタバレ箇所です

 

2020年後半に撮影されたみたい。
撮影に苦労されただろうな・・・と、思った。

タイトルからして、コメディかドロドロ系か
想像したけど、夫役が田中圭とのことで、
コメディだなと確信(笑)

安心して、見ていられました。

相馬何とかという、大企業の次男という設定で、
鳥類の研究所みたいなところで働く 田中圭。

いかにもって感じで、ぴったり。

で、バリバリの政治家に 中谷美紀。

強い女の拠り所を演じたらピカイチの田中圭。

中谷美紀が田中圭の出張中に、史上最年少で初の女性総理にになったところからスタート。
でね、こういう政治系の作品に欠かせないというか
悪役に欠かせない、政治家原久郎:岸部一徳が
邪魔をしてくる
んだよね~。

その結果、総選挙に突入。
選挙戦中に、中谷美紀が妊娠発覚。
なんとか乗り越え、無事、総理続投。

直後、切迫早産で、緊急入院。

この夫婦は、選択を迫られます。





これからの女性の現状を問う作品だった

ただの田中圭のイメージ映画かと思っていたが、
ラスト近くになるにつれ、そうこう言って至られなくなる。

中谷美紀がおかれている職業は、総理大臣。
だが、職業は違えども、事務員であったり、バリバリのキャリアだったり
公務員だったり・・・。
女性が働いていて、人生の分岐点で、必ず選択を迫られる。

結婚・妊娠・夫の転勤などの際に、仕事を続けるのか?どうか?
本人の希望があれば、妊娠まで続けることが、できるだろう。

だが、全員が、普通に臨月まで何事もなく働けるわけではない。
切迫早産・切迫流産、20年前のデーターでは10人に1人の割合だ。
その間、絶対安静だ。それは今も変わらない。

その時、選択できますか?
いつ退院できるかもわからない状態で、民間の会社で
有給使い果たし、産休だって、限りがある。

劇中の、選択をしなければならない、中谷美紀の涙に
もらい泣きだよ。

結局、総理を辞任し、無事出産。

 

大事なことだから、ピンクで書く。

生まれた女の子は、

プラッシュアップライフで 安藤サクラの

幼少期を演じた永尾柚乃ちゃんでした。

数年後、出張に育田中圭に向かって
「もし総理大臣になったら不都合はあるか」と、言うところでラストシーンです。


一度は総理を辞任したけど、
また再トライを実現するニュアンスでした。

でも、働くことを希望するすべての女性に向けてのセリフだったと思う。
こどもを産んでからも、再トライという、希望を。


 

 

  覚書

相馬日和:田中圭
相馬凛子:中谷美紀

凛子の秘書 富士宮あやか:貫地谷しほり
秘書⇒議員 島崎虎山:工藤阿須加

田中圭の職場の人たち
伊藤るい:松井愛莉
徳田実:木下ほうか
幡ヶ谷卓:長田成哉
窪塚豊:関口まなと

フリー記者 阿部久志:米本学仁

医師:国広富之

田中圭の母 相馬崇子:余貴美子
兄     相馬多和:片岡愛之助

政治家たち
小津智祐:嶋田久作
原久郎:岸部一徳
衆議院議長:寺田農

監督
河合勇人

脚本
松田沙也 杉原憲明

原作
原田マハ「総理の夫 First Gentleman」