コーダ あいのうた
2021年作品
アメリカ映画
色々受賞した作品
またまた、日テレの金曜ロードショーで放送されていたのを録画して見ました。
いやいや、泣いちゃったよ。
もうまぶしいくらいの、主人公のルビー。
聴覚障碍者の家族のこと、
事業の事、
歌の才能、
マイルズとの恋。
こんなに
色々あったら、多感な10代じゃなくっても
こころが忙しすぎるよね。
選択が多すぎる。
多分、その表見の仕方が、10代の主人公に
色々な年代の鑑賞者が、共感し、感動し、評価につながったのだと思う。
この作品では、
ヤングケアラー一歩手前
聴覚障碍者だけの生活問題
漁業の問題 ⇒ 協同組合を立ち上げ販路の自由化
貧困の問題からの教育を受ける権利
聴覚障碍者の差別偏見
親の環境で、学校内の差別いじめ問題。
いやいや、真剣に見ると、様様なテーマを
ばっさぱっさと切り裂き、解決というかいい方向に導いていく。
そこがこの作品の素晴らしいところ。
それもね。
こういうテーマだ!よく見てよね!じゃなくて、
日常の中に、ワインシーンの中にと、丁寧にかつさりげなく
ぶっこんでいる。
気が付く間もなく、心に入ってくるから、
ラストシーンの、ルビーの人生の門出には、うるうるっと来るんだろうな。
フランス映画のリメイクだというので、あらすじは、wikiで公開されているので割愛。
なにせ登場人物が、カタカナなので、打つのが大変というのもある(笑)
なんとなーく、この映画がヒントで、聴覚障碍者がテーマの連ドラが
登場したんだなと思った。
漁業のシーンでは、ファーストペンギンを連想させたし・・・。
それってパクリ、いやリスペクトかな。