私はちょっとだけ手話を学んでいました
ネタがないので、その頃の思い出話を
書いてみようと思います
初めてのふれあい
ほどなく、郊外活動をしました。
実際に、聴覚障碍者同士のご夫婦のお宅を訪問したのです。
ご夫婦のお宅は、整理整頓がしっかりとしてました。
正直、びっくりでした。
不自由=汚い って 当時から不潔症のみろるは思っていました(^^;)
ご夫婦と先生が会話します。
手話を交え、口を大きくはっきりと開けて動いています。
声は出ていなくても、それは言葉でした。
衝撃的です。
訪問中、部屋の中が、回転灯のような光を感じました。
来客があったようです。
当時、珍しかった、FAXがありました。
不自由さを、補助する工夫がなされた部屋でした。
A先生が、どのように私とまゆみちゃんを紹介したのかは、わかりません。
ご夫婦がとてもウェルカムだったのが、うれしかった。
何より、このご夫婦は、素敵だった。
生活している。
自立している。
家庭を持っている。
障がい者=施設暮らし
今でも続くチャリティ番組を見たときにでも
そのイメージは、植え付けられたのかもしれない。
今思えば、私はどんな目をしてみていたのだろう。
健常者が町中で、障がい者を
さげすむような、汚いものをみるような目で
見ていたのではないだろうか。
親が子に『見ちゃダメ』って、目を手で覆うようなもんだ。
言葉には出さなくても、目は心を表す。
そんな中学生を、A先生は連れて行ってくれた。
快く招き入れたご夫婦も、歓迎してくれた。
この経験は、当時は、珍しく貴重な経験でした。
続く
画像イラストは写真ACさまよりいただきました。