新しい生活のスタートに気分が高まる一方で、3~5月はメンタル状態が悪化してしまう人が増える、要注意時期でもあります。
特に注意したいのが、5月のゴールデンウィーク明け頃。「五月病」と言われるように、5月に入った途端、憂鬱な気分になったり、気分が落ち込むといった、抑うつ状態が生じてしまうことがあります。
五月病になってしまうのは、著しい環境の変化にうまく適応できず、ストレスが蓄積してしまうことが一因。ストレスが多いと、どうしても交感神経が高ぶってしまいます。
交感神経とは、体の恒常性機能を司っている自律神経のうちのひとつ。日中、体が活動している間、交感神経は活発に働いています。
誤解してはいけないのは、交感神経が高まること自体は、決して悪いことではないこと。人間関係にイライラするなど、心理的なストレスが掛かる場面だけでなく、スマートフォンでネットを楽しんだり、筋トレをしている時も、交感神経は高まっています。
問題は、交感神経が高ぶっている状態が夜遅くまで続いてしまうことです。
本来、夜になるともうひとつの自律神経である副交感神経が活発になります。眠たくなるのは、副交感神経が優位な時です。
食事中や音楽を聴いている時、入浴後など、副交感神経は心身がリラックスしていると高まります。
しかし、積み重なったストレスにより交感神経が夜になっても高ぶったままだと、スムーズに眠りにつくことができず、体を十分に休ませることができません。
そんな日々が続けば、睡眠不足や慢性疲労を抱えることになり、メンタルの状態もどんどん悪化してしまいます。
五月病のようなメンタルの不調に陥らないようにするには、日頃から副交感神経を高めるように意識して、自律神経のバランスを整えることを心掛けて過ごすことが大切です。
副交感神経を高めることが大切だと分かっていても、その方法が分からない方も多いのではないでしょうか?
そこで、副交感神経を高めるために心得ておきたいことを4つお伝え致します♡