こんにちは、ナチュラリースマイルです。
いつも、私のブログを読んで頂き大変感謝します。
さて、本日のテーマですが?
よろしくお願いします。
新しい行動や作業を習慣にしたいと思っているあなた。
しかし、最初のよかったものの、続けることができずに落ち込んでしまうこと、ありませんか?
そこで、なぜ、自分で決めた行動を習慣にできないのか?
その課題を振り返りながら、解消するための5つのテクニックを紹介します。
古川武士(ふるかわ たけし)/習慣化コンサルタント関西大学卒業後、日立製作所などを経て2006年に独立。
約3万人のビジネスパーソンの育成と約500人の個人コンサルティングの現場から「続ける習慣」が最も重要なテーマと考え、オリジナルの習慣化理論・技術をもとに個人向けコンサルティング、習慣化講座、企業への行動定着支援を行っている。
主な著書に「続ける習慣」「やめる習慣」「早起きの技術」などがあり、全16冊、計70万部を超え、中国・韓国・台湾など海外でも広く翻訳され読まれている。
公式サイトテクニック 1:「いつ」「何を」「どうする」を決める私は、習慣化に関する企業研修で、参加者865人分の行動プランを添削をしたことがあります。
そこでわかったことは、約8割の人が、曖昧な行動プランを立てていること。
それが原因で継続できていないことでした。
たとえば、「PDCAをきちんと行う」という行動プランがありました。
しかし、これは単なる気づきであって、実際に行動するためには、脳が行動を命令として受け取れるものでなくてはいけません。
気づきは重要なことですが、この状態では、やろうと思っていたけど忘れた、忙しくてできなかった、となるのが関の山です。
PDCAとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(振り返り)、Act(改善)の4つで構成されていますが、Planがあっても、どのように行動するかを決めなければ実践できません。
そこで、次のようにしてみましょう。
「出社後、PCを起動する前の15分間、付箋紙にやることを書き出し、やるべき優先順位に並べ替えてから仕事をはじめる」。
こうすれば、具体的な行動が明確になり、「いつ・何を・どうする」のイメージが湧き、振り返りや作業の改善をしやすくなるでしょう。
テクニック 2:タイミングを決めるモチベーション科学の分野に「条件をつけた計画(If then Planning)」があります。
簡単にいうと、「いつやるのか?」「いつまでにやるのか?」という行動の「タイミング」を明確に決めることで、脳に行動の命令を出しやすくなるというのです。
もし、あなたが週次レポートの提出を上司から次のように言われたとします。
あなたが部下の立場ならどちらを実践しますか?
毎週、きちんと週次レポートを提出するように!金曜日の午後4時までに、週次レポートを提出するように!
正解は2番。
「午後4時までに」と行動条件が入っているからです。
私たちは実践するタイミングやきっかけをセットしなければ、いつやればいいのか、脳が認識しません。
「朝礼後」「上司に報告する時に」「会議の説明時に」「メールをチェックする際に」と行動を発動するタイミングを決めることが、脳にコミットメント効果と緊張をもたらすのです。
テクニック 3:数値化・定量化する「会議で積極的に発言する」「なるべく部下の話を聞くようにする」「少しでも早く帰ることを心掛ける」。
この行動プランに何が足りないかは一目瞭然です。
たとえば、「会議で積極的に発言する」と決めても、積極的というのは心の状態であり、それを行動に変換するには、「数値化」することが必要です。
「1時間の会議で最低3回は発言する」と定量化することがポイントです。
もちろん、会議の空気を読まずに何でも発言すればよいわけではありません。
しかし、3回という基準が決まったら、積極的にという感覚が具体的になり、言い逃れができない強制力を持ちます。
すべて数値に置き換えることで、何パーセントできたか明確に把握でき、改善にも役立つはずです。
テクニック 4:場所を決める「朝、30分間、英語の勉強をする」「毎日、仕事前の15分、1日の計画を立てる」「会議前の10分間、自分なりの意見をまとめる」。
これらのプランは具体的になっていますが、もう1つ足りないのが「場所」です。
どこでやるかを決めることは、プランを日常化・習慣化させるのに重要な視点です。
私たちの日常には多くの場面・場所が存在します。
その場面・場所を固定しなければ、行動は発動しにくいのです。
日常生活のなかで言えば、自宅、朝の通勤電車、オフィスの自席、休憩ルーム、顧客先、夜の通勤電車などです。
この場所をプランに盛り込むと一層、イメージが強くなります。
朝、会社近くのカフェで30分間、英語の勉強をする。
毎日、仕事前の通勤電車内で、1日の計画を立てる。会議の前に休憩ルームで10分間、自分なりの意見をまとめる。
場所が加わると、行動をイメージしやすくなり、実行に移しやすいわけです。
テクニック 5:誰と約束するかを考える。
たとえば、「毎朝、英語を30分勉強する!」という自分との約束を守り続けられる人は少ないでしょう。
体調不良、寝坊、疲れなどから「今日はやめておこう」と諦めてしまうものです。
こうした行動は、モチベーションを維持する強制力がないため、難しいのです。
そこで、習慣化したい定期的なスケジュールを確実に実行するためには、誰かと約束することです。
わかりやすい事例では、Skypeによるテレビ電話で英語レッスンをすること。
レッスン相手の先生と時間や場所を決めているため、反故にすることができず、強制力があるため約束を守ろうとするわけです。
ただし、Skypeでの英語レッスンは相手がいるので約束できますが、1人で何かを継続して行う際は相手がいません。
「1カ月に1回〇〇〇をする」といった場合は、家族・上司・同僚など、継続できていないときに叱咤激励してくれる相手に、何をするかを宣言=約束するのがよいかもしれません。
ここでは、5つのテクニックを紹介しましたが、「なぜ、続けられなかったのか?」「何をどうすれば、続けられるおうになるのか?」を改めて考え、改善するヒントにしてください。
以上です。
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