6月23日。34歳になりました。



今まで自分の誕生日は気にしたこともなかったし、人の誕生日もあまり気にしたことなかった僕。
でも今年は毎日が忙しすぎたためか、心も身体もぼろぼろだったためか、仕事を忘れて久しぶりにのんびりした気持ちで楽しい週末を過ごすことができました。


誕生日は僕の大好きな回転寿司「活」に連れていってもらい、悩みがあるとよく行くお墓参りへ。そしてみんな大好きシズラー。そして誰も集まらないバースデーサプライズ風な公園缶ビールパーティー。

最近はお祖母ちゃんが亡くなったり仕事が思うようにいかなかったり落ち込むことが多かったけど、少し元気になれた週末でした。

今までどうでも良いと思っていた誕生日ですが、横浜の素敵な夕焼けを見ながら少し、いやとっても大きく、誕生日についての捉え方が変わりました。



僕は親しい友達が少ない方なので誕生日会的なものには無縁。(昔は数合わせ的な感じでよく誘われて行っていたが、祝ってもらうことはないのでいつからか行くのはやめた。)

グループに属することもそとそも好きではなかったが、SNSで目にするたくさんの素敵な誕生日会写真を見ると、自分と真逆な光景に「自分はきちんと人付き合いをしてるのか?友達いるのか?」と心配してみたり。



シズラーでご飯を食べている時、隣の席では小学3年生くらいの男の子がお母さんとお姉ちゃんに誕生日を祝ってもらっていたんだけど、メッセージの紙に「大好きなシズラー、とっても美味しかったです」と書いていた。
それを見て自分が小学生だった頃を急に思い出した。


誕生日はローヤルホスト。


だいたい行ってました。
毎年とても楽しみだった。お父さんはサーロインステーキ、僕はシーフードドリアにほうれん草のバターソテー。そしてトロピカルアイスティーとパフェ。


何だかいつの間にか誕生日というものを忘れてしまっていたことに気づいて、目頭がちょっとだけ熱くなりました。


大人になってしまって、一緒に祝う人がいない人。そんな人にこそ生まれてきたことをお祝いしてあげたいし、そんな人にこそ誕生日っていう素敵な日を取り戻してあげたい。生きてるだけでそんな特別な日が毎年やってくることを感じてほしい。

誕生日が誰にとっても1年に1回の特別な日になるような世界になるといいな。

※ちなみにシズラーとローヤルホストは同じ会社が運営しているということを店の雰囲気と紅茶の味で見抜く僕。