会社を成長させていくには人を雇用していかなければなりません。雇用する上で大変なことをあげればきりがありませんが、最近感じている大変なことは働く人にとっての「会社としての最低限」を提供することです。



会社の段階によってその「最低限」は色々あると思います。
例えばスタートアップの時は、お給料を準備すること。その後には社会保険の加入など労働環境の整備。
雇用契約書や税金計算は世間では当たり前なのです。働く人にとっては。

しかしながら創業当時の僕の場合、全てが当たり前ではありませんでした。雇用契約書の雛形もなく社会保険の知識もなく、ましてや雇用するのに履歴書が必要なことすらも実際に雇用するまで知りませんでした。
みんなもそーとー不安だったと思います。


労務については大学の先輩であり顧問先として面倒見て頂いている角田先生に今もなお100%頼りっぱなしのため何とかなっておりますが。(労務でお困りの方はみらい労務総合研究所へ!角田さんの許可なしですが特別優待があるかも笑)

まーそんなわけで様々な「会社の当たり前」を、知らなかった!で、済むわけもなく、、なんとかその都度改善してやってきたわけですが、これを誰の力も借りずにやるのは至難の技だとつくづく思うのです。

例えば近所の昔からやっている焼き鳥屋さん。そこのオヤジはアルバイトの人と雇用契約を結んでいるのだろうか。そして給与明細を毎月きちんと作っているのだろうか。

そういった商店ではほとんど無いと思います。しかしながらそれが2店舗、3店舗と増え、その時に「会社の当たり前」に達していなかったら急にブラック企業と呼ばれるのです。サービスや事業への想い、人柄など関係ないのです。

今はパソコン、インターネットである程度情報収集できますが、そらが普及する前に会社を作ってきた人たちはみんな本なり専門家へ聞くなどしてやってきたと思います。ですがとんでもない時間もしくはお金を使ったのではないかと容易に想像つくわけです。

最近は個人情報保護について社会が厳しきなっているため、そこについて僕らももっと力をいれていかなければなりません。
大変ですがもっと良い会社にするためには必要なことなので、本腰を入れてこれから取り組むのです!
(僕としては焼き鳥屋のオヤジのようなノリで、無鉄砲に規模を大きくできたらな…と思ってましたがキチンとした組織でないと大きくなれないようです。)


今日はそんなブログでした。
写真はこの前行ったセブの海です。きれい。