左股関節が痛く、大学病院で股関節臼蓋形成不全末期症状と診断されている女性

現代の医学では手術以外の治療法がなく

カイロや様々な民間療法を試してみたが

明らかな改善効果は見られず

その時は少しマシになるが状態は悪化する一方なので

態々岡山県倉敷市から徳島の当院へ来られた

 

病院の診断通り確かに見た目の長さは左足が明らかに短く

実際左股関節はかなり密着していると考えらる

 

但し大学病院の診断の通りに使い過ぎて摩擦でクッション役の軟骨が擦り減っているのであれば

股関節にすり減った分だけ隙間が出来てがガタガタになっている筈であるが

そうではなく、周囲の筋肉が拘縮し伸び難いために

股関節が押し付けられて密着している

 

また臼蓋の形成不全により臼蓋に大腿骨頭がピッタリ綺麗にハマっておらず外れてズレているのであれば

逆に見た目の長さが長く見える筈と思うが?

 

触診では特に外側の大腿筋膜腸筋や内側の内転筋や膜筋が異常に硬くて股関節の動きを阻害しており

それにより股関節を動かして可動域の限界に近付いた時から傷みは発生する

 

また動かすと傷みが出る為に左股関節は益々動かさなくなり

大腿の様々な筋肉内部に流れない老廃物が固形となりかなり蓄積していて

足や膝を曲げて筋肉を伸ばして行くと筋肉内部の硬い老廃物が筋肉が伸びるのを邪魔をして痛みが出ている

病院ではそのような診断は全く行なっておらず

先生が骨の写真を見ただけで判断されたという

 

しかも股関節に痛みが全く出ていない状態で撮影した写真

 

つまり痛みが出ていないという事は

その痛みを起こす原因も無い状態

当然痛みを引き起こす原因が無いから写っている筈は無い

 

臼蓋の形成不全や軟骨のすり減りによる痛みならば

痛みは常時出ている筈

しかし痛みは足や膝を曲げた時だけしか出ない

 

臼蓋が形成されたのは子供時代の成長期

痛みが発生したのは近年になっての事

股関節臼蓋形成不全が痛みの原因ならば何故子供の時は痛く無かったのか?

 

要するに臼蓋の形成不全で寛骨臼が臼蓋にピッタリ収まっていようが外れていようが

足や膝を曲げた時に発生する痛みとは何も関係が無い

 

つまり歩行時の痛みの原因は臼蓋の形成不全によるものではなく

私の触診で明らかになった異常等と思われるのでそれらを改善して行った

 

その結果その場で歩行時の痛みは消えてなくなり

今まで上れなかった階段も痛み無く上がれるようになった

 

その施術前の状態と施術後の改善された様子をご覧下さい

 

タッタ一度の施術をおこなっただけですが

本人がおっしゃる通りに左膝が良く上がっており、左右の足の運びの違いがあまり解からなくなっています

左足が上がらないために今まで上れなかった階段も何とか上がれるようになりました

 

遥々岡山県倉敷市から来られた甲斐がありました

私も100点満点以上の改善結果が出せて肩の荷が下りました