「モンテッソーリ」のすごいところ その1
塾にいかずに東大にいった息子達、
また神戸大学に通う娘はともに、
3才から5才まで兵庫県の川西市にあります
モンテッソーリの幼児教育に通っておりました。
このモンテッソーリ教育に触れていた期間が、
子どもたちの人生にとても大きな、良い影響があったと考えています。
ここではモンテッソーリ教育についての詳細は省きますが、
この教育法は世界中で多くのすぐれた人材を輩出する教育方法として
注目をあつめています。
その教室にご縁をいただき、子ども達3人通うことができました。
教室では「お仕事」と呼ばれる、様々な作業を行います。
いろいろな形や色のボタンを掛けたり、外したり
いろいろな大きさの木製のブロックを使ったり
われやすい陶器のコップ、ソーサーなどを使ったり
いろいろな紐を結んだり
様々な、生活に即した活動を行います。
朝教室にいくと、子ども自身が自分でやることを選びます。
先生がたのサポートを受け、その仕事に取り組む、
というのが教室で行われていることです。
不思議なことに、子どもたちが帰ってきて
「今日どんなお仕事した?」
と聞いても、なぜか覚えていないようなのです。
不思議な感じでした。
わたしもごくたまーにですが、父親参観ということで、
その「お仕事」の様子を見学いたしました。
小さな子ども達がはなつ集中力の
不思議な静けさがあったことが、
とても印象に残っています。
モンテッソーリ教育は、その理念や、様々な道具など、
すばらしいところがたくさんあります。
その中でもわたしが一番だと思うのは
ゴール達成の仕組み
です。
先生方はわずか3才から5才の小さな子どもを、
1人の尊厳をもった人間として接していらっしゃいます。
そしてその日のその時間の、その子どもに合った、
小さな「お仕事」というゴールに対して、
子ども自身が自分のチカラで達成するためのサポートをされます。
とても繊細に気を配りながら。
先生方は、
適切なタイミングに
適切な量の言葉
をかけることで、子どもの活動をサポートされます。
過度にほめることなく
過度に介入することなく
子ども自身が、自分のチカラでやりとげるのを見守っています。この
・小さなゴールの設定
・ゴール達成のためのサポート
・達成したときの、達成感を味わうこと
・フィードバックを与えること
これを限られた時間に何度もまわしていく。
この仕組みがすばらしいのです。
この小さなゴールを達成する経験を繰り返すことで、
子どもが成長していくにつれ自分自身でゴールを設定して、
そこに向かって自分で努力し、達成する。
その達成を味わい、さらにまた新たな、
より大きなゴールを設定できるようになっていくのです。
その繰り返しが、子ども自身の人生を豊かにし、
自立、幸せにつながるのです。
ゴールを設定して達成することを重ねた経験が重要なのです。
では、モンテッソーリ教育を受けられないからダメなのか、
というと、そんなことはありません。
モンテッソーリの指導者は、
様々なお子さんに対応できるように、
また深くその理念を実践できるようにトレーニングをされています。
ですが、親は自分の子どもだけに、
そのようなサポートができればよいのです。
モンテッソーリ教育のシンプルなベースは
子どもの自発的な行動を、大人がサポートする
ことにあります。
モンテッソーリ教育の指導者と同じ知識が必要ではありません。
ですが、ご自身の子育てにとてもよいヒントになります。
適切なタイミング
適切な量の言葉
過度にほめることなく
過度に介入することなく
子ども自身の自発的な活動を、静かに見守る。
適切な負荷のゴール設定をサポートし、
その達成をサポートする。
そんなモンテッソーリ的な子育てができれば、
あなたのお子さんは将来大きなゴールを
めざすことのできる大人に育っていくのです。
