こんにちは
全仏オープンテニス
、楽しんでいらっしゃいますか？
私は、ライブ・オンデマンド両方を駆使して、いろんな選手の試合を見ることができています
そして、この時期にレッスン生から増えるご要望…
『ドロップショットやりたい』
ほんと、この時期は、このリクエストが増えます
ですので、「では、まず、イメージしているドロップショットをイメージしているタイミングで出してみてください」と言ってやってもらってみると…
これはあの選手だろうな…こっちはこの選手だろうな…というのが見えてきます
そして、皆さんが痛感するのが…
《自分がいかにコースにしっかり振れていないか》
です
全仏オープンでイメージトレーニングはしっかりできていますが、いざやってみると、本当に【微妙
】になってしまう方が多いです
ミスが気になる…って言われたらそうなのかもしれませんが、練習からそれを気にしていたら、コースに打ち分けられる見込みないですよね
最近も、ちょうどその練習をしたので、皆さんにシェアしますね
その日の生徒さんであったSさんも、ラリーの中で自分のところに集められたボールに対して「交互に打ち分けてください」という練習をすると…
《センターに立っている人が右に向いた、左に向いた》
というレベルが、Sさん渾身の打ち分け…
《相手を振ってオープンコートを作る》
というテニスの基本的なポイントの考え方からすると、「相手が常にセンターに陣取っている状態」というのは、非常に厳しいものがあります
もちろん『センターセオリー』なんて言葉もありますが、意図的に使ってないなら、戦術とは言えませんね
…ということで、Sさんには『たった一つ』ではありますが、ポイントをお伝えして、取り組んでもらいました
するとどうでしょう…ポイントに気を付けながらのラリーだったので、かなり緊張してガッチガチでしたが、ご本人もびっくりするくらいきれいにコースに打ち分けることができるようになりました🙌
では、Sさんは、どんなことを意識して取り組んだのでしょうか？
それは…
ターゲット・ボール・自分(自分のラケット)が一直線になるところに、ポジションを取るようにする
というものです
つまり、『打つ方向に合わせて、体の向きがいつも違うんですよ』ということです
これがですね…いざ意識してやってみると…全然できないんですよ～
例えば、一直線になろうとすると、確かに一直線は完成するけど、ボールとの距離感が正確に取れなかったり…
ボールへの入り方に工夫が必要になるので、自分の立ち位置に違和感を感じてあたふたしてしまったり…
最初のうちは違和感アリアリですが、そんな違和感も、レッスンの時間中にはコツをつかんで、後は自主練習で1週間もあれば自然にできるようになっているので、気にすることはありません
そこで「なんか違和感がある」とか言って、自分の感覚だけでプレーしてしまっていたら、おそらくずーっとできるようにならないでしょう
慣れたらこっちのものですから、チャレンジしてみてくださいね
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