ネットやリアルを問わず様々な意見を言う人もでてきますし、個人的な印象で語る人も増えているというのはあります。
しかし、ここで気をつけないといけない事はDV被害者だった人は被害者に肩入れしすぎる事(加害者を必要以上に憎む事)があったりします。
DVをする事自体、非常に許されない話なのですが理由を知らず悪だ!と断じる事でその原因を見えなくすると言う問題が発生するのですね。
この話は件の評論家を擁護するものではない、とまず断っておきますがDVをする場合、直接的な暴力の他に精神的な暴力もあります。
精神的な暴力に追い詰められて直接的な暴力で対抗すると言う事も起こりうるのですから、この場合は双方に対して適宜適切なカウンセリングやアグリーマネジメント(激情管理とでも言うか)の処置が必要となります。
精神的な暴力は、モラルハラスメントになるのですからそれへの対応が必要となる事もあります。
また、DVが暴力行為ではなく特殊なフェティシズムに寄る行為だった場合にはさらに難しくなります。
世の中にはパートナーを噛むこと、引掻く事で性的興奮を得る人も居ます。
また過度なSM行為では暴力に準じた行為もあります。
この加虐嗜好になる場合、自身が理解してない状態で行われると無自覚な暴力として存在してしまい、結果的にDVとなる事もあります。
本来であればそういうSMの様式では限界を告げるキーワードを決めておき、状況が悪化しないようにしなければならないとか。
ソレがなく、またパートナーがその趣味を持ってない場合には非常に恐ろしい行為をされているという認識にしかならないのですね。
また、その様な趣味がないあるいは自身も加虐嗜好を持っているというのである人がそういった行為をされる場合には、お互い合意の下に「調教プレイ」といった事をする場合もあります。
これを詳しく書くと18禁なブログとなってしまいそうなので、詳しくは書けませんが、この行為が行き過ぎるとやはり暴力、出血沙汰になる事も少なくない事例だそうです。
こういった様々な要因が、DVの事件には絡んでいる場合もあります。
直接的に暴力を好む、あるいは暴力に訴えてでも相手を屈服させるという人は中々おらず、事前に言葉による支配を行おうとする事もあります。
それらの兆候がなく、突然暴力に走った場合には精神的な問題や脳腫瘍や脳内での微量の出血なども疑われるのですね。
例えば、温厚で柔和な奥さんが突如、凶暴で暴力的なおばはんに変るなんて場合、脳内に腫瘍が出来始めている場合も有るのです。
これら諸問題を改善するのは、周囲の素人ではなく医療や精神的なケアを学んだプロの領域です。
下手に助言や苦言、批判を述べることで問題を見逃す事も多々ありますので、相手がどうであれまずは事態を把握する事を心がけるようにしないといけません。
また過去に、DV被害やモラルハラスメント被害、あるいは暴力行為などの被害を受けた人がその加害者に対して過剰な憎悪、嫌悪を持つ事も多々あります。
その人達は、加害者=暴力を振るった側が絶対悪になってしまいますから、それも抑えないといけません。
第三者であれば井戸端会議的に話はする事はあるかもしれませんが現在はネット社会です。
リアルでも発言した人の話をブログやSNSなどで拡散する事があるのですから、これが公的なつまり社会的な共通認識と化した場合には捏造やフェイクといわれるものになります。
情報の発信力は今もマスコミのほうが強く、例えば松本サリン事件のようにマスコミが面白おかしく取り上げる事で無実の人が社会的に犯人扱いされることもあります。
また、現在ではネットの情報は嘘だ!とマスコミ、特に新聞関係が自分達の不祥事での信頼失墜を隠す為に一方的に悪役とする事に躍起になっている面もあります。
この様な状況下で、相手(加害者)の状況を知らずに感情論で突っ走ってしまうのは、ネットでの情報提供をしているまともな団体や専門家の信用すら傷つける事にもつながります。
情報は、ネットやリアル、SNSや新聞、ブログやテレビと言った区別なく真贋綯交ぜなのが現実です。
いえ、寧ろいまはテレビや新聞などのほうが嘘の情報、間違った情報の多いのが現状でしょう。
この中で、情報を世間に出す、公に発進する場合には注意が必要であると同時に、感情をぶちまける人ほどマスコミは良い獲物にします。
これによってメンタル部分を更に壊される可能性もあると考えると冷静な対応をする専門家の発言が必要になってくることはありますし、個人の感情で話している人とそうでない人の差を見極めないといけないと思う状況になってる感じがします。