当団体も、紆余曲折を経て既に10年近くになります。

その間に皆様にご心配をおかけする事もありましたが、なんとか乗り越え平成30年を迎える事になりました。

 

これも一重に、皆様のご支援の賜物と思っております。

 

理事長も交代し、組織の活性化を行い昨年はカートイベントを三団体共同で行うなどこれまでよりも大きく活動の幅を広げてまいりましたし、今年はさらに活躍をしていきたいと思います。

 

 

もっとも、まだまだ2010年から12年中ごろまでのとんでもない政治、というか政治放り出して浮かれていた方々による二次被害、三次被害と言う物の回収が出来ないのもあります。

多くの行政関係、省庁などの書類や手続きの穴が何時でてくるか判らないこともあるのですからまだまだ今年も事務手続きに気を抜けない、と言う感じです。

 当NPOの理事長が交代してから、初の大型イベントです。

場所は木更津サーキット、千葉県で行いました。

初めての試みでしたが、大勢の方にいらして頂き大成功だったと思います。

 

理事長伊藤も初のNPOとして初の大仕事を無事にこなしました。

発達障害を持つというだけで偏見にさらされ生きていくのに厳しい世の中でもありますが、モータースポーツを通じて、ふれあいの時間を増やして偏見をなくして行く事で子供に対する心の傷を過分に与えず、また健全な成長に寄与できると思いますし、多くの人がそうであるように、発達障害というだけで進路や遊び、趣味を制限されてはいけないのです。

だからこそ、多くの人と触れ合え、端的にでもその現実を知ってもらえればと思い今後も活動に力をいれていこうと思っています。

 

 

 

最後は、模擬レースで楽しみました。

これからも多くの人とのふれあいや子供の健全育成、さらには変わらずメンタルトラブルなどの相談等も行っていきますが、これまでどこもやった事の無い方法も模索していく積りです。

これからもご支援、ご指導よろしくお願いいたします。

 

特定非営利活動法人 Winds Formura Associatio

特定非営利活動法人峠工房

木更津サーキット

 

 

 

台風と選挙が明けました。

 

残念ながら、保育士の低所得の問題に言及してくださった杉村慎治さんは落選となってしまい国政の場に問題を提起する人が一人減ってしまったという損失は現場に関わる者としては残念な損失と言えます。

 

多くの国会議員はこの様な問題は耳にして気にかけていると信じたいのですが今回の選挙戦では派手に森友や加計という事しか言わない印象でした。

 

しかし1年近く大騒ぎして野党はおろかマスコミすらも疑惑の証拠、不正の証拠を掴めなかった事は騒ぐ価値のない事として切り捨ててほしかったと思います。

もし、本当に安倍政権への批判の意識があり、日本の持つ問題を改善しようとするならばもっと現実的な部分からのアプローチをしてほしいと願うばかりなのです。

 

例えば、保育士の問題でも他所のお子様を多数預かり面倒を見るという事ではかなりな専門職です。

子どもを育てるなんて誰でも出来ることだからそれが高給を得ようなんておかしいと思う人もいるでしょう。

ですが、誰でもやる子育ては自分の子どもだけです。

子どもが友達を連れてきたとしても、それを面倒見て怪我をさせない食事や昼ね、教育や療育といった事に気を使う必要、神経をすり減らす必要はないのが”普通の子育て”であり誰でもやってきたことなのです。

 

施設の中で子ども達の健全な育成や病気の問題、個々それぞれに違いがある中で、問題を生じさせたらその問題を解決するなどの技術を磨かないといけないのが保育士であったりします。

 

これは果たして低所得でやらせて良い仕事なのでしょうか?

地域での子育てや子どもの成育の為の環境がと言う半面で保育士の継続勤務や雇用体制が悪化する一方だったりします。

誰でもできるという昭和のおばあちゃんの様な意識をもった男性により、誤解が広まる様では待機児童ゼロなんて達成できる課題ではないでしょう。

 

そして待機児童と言う言葉自体が間違っている事も伝えにくくなります。

待機してるのは児童ではなく親です。

親がいるならという意見がある一方、共働きで収入を上げないとやっていけない環境も存在します。

子どもに苦労をさせたくない不自由をさせたくないと収入を上げるためには子どもに一時的にでも親から離れた場所で集団生活をする必要もでてきます。

 

多くの問題がある中で、多くの人が解決策を練っている対策を考えているという状況で一部の人達が自分達のためだけの政局ごっこをしているような状態では全く事態の解決にはつながりません。

 

今思うのは、批判する対象は安倍総理ではなく実利の全くでない安倍降ろしのために本当に努力している個別の政治家の可能性を壊す野党党首や執行部の問題ではないかと思います。

もし、本当に政治や社会の問題を取り上げる政治家を応援していたら。

その声が市民、国民に届くような形で動いていたら。

 

選挙の結果は変わったのではないでしょうか?

それ以前に、今のような社会だったのでしょうか?

子育てや心の健全な育成、精神のケアなどを考え行動する当NPOとしては今もっとも批判されるべき対象とはそれぞれの野党の幹部、執行部、党首と呼ばれる人達が社会を見ていない現実だと思うのです。