ケアマネジャー兼シナプソロジー教育トレーナーの丸田歩です。
 
久しぶりにケアマネジャーとして感じたことを綴ります。
 
80代の女性は風邪を引いて1ヶ月ほど寝込んでいましたが、ようやく回復してきました。
 
寝込んでいた間に身体も少し弱られたので、
 
「デイサービスに運動をしに行きませんか?」
 
とお誘いしてみました。
 
すると・・・
 
「座っていて立ち上がるだけで尿がジャーっと出てしまう。そんな状態で出掛けるのは嫌。」
 
と。
 
骨盤底筋が弱って、立ち上がる際に腹圧がかかるだけで尿失禁が起こっている様子。
 
そんな理由で出掛けるのが億劫ならば、
 
「自宅でのリハビリはどうですか?」
 
とお勧めしましたが、
 
「めんどくさい。」
 
と、断られてしまいました。
 
う~ん、残念。
 
尿失禁が原因で出掛けることを控える方は意外と多いんです。
 
泌尿器科に受診して、薬で対処しようとする方も多いのですが、実は骨盤底筋を鍛えることも非常に大切です。
 
80代になられたお母さんには、何かのきっかけを機に今までにプラスして身体を動かしたり、刺激をもらえる方法を考えるといいですね。
 
80代になられるとやはり自然と予備力や体力、筋力、気力が低下して来られます。
 
少し刺激を得ることで、低下を予防することが出来るのです。
 
 
今年は、そんな自宅にいるお母さんに向けて、『自宅で出来る体操』をお届けしたいなといろいろ思案中です。
 
形になりそうでしたら、お知らせしますね!