なぜ今? あけましておめでとう! | ワンストップで身体改善!柏の治療家・セラピストのブログ

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日本では明日、2月5日は真の意味での(太陰暦での)元旦です。

太陰暦の元旦は、別名「旧正月」とも呼ばれているが、
東洋で使われている暦である太陰暦での正月を「旧正月」と呼ぶと
”古い正月”といったイメージがあり、また「旧暦」というと”古い暦”といった意味が込められているので、僕は「太陰暦」という言葉を好んで使ったりしている。

「太陰」とは天体の月のことで、太陰暦での1日は新月、15日は必ず満月になる。
太陰暦で3日の月を「三日月(みかづき)」と呼び、15日の満月を「十五夜お月さん」と呼ぶことや、一年12ヶ月を「月」とする由来もこの月の状態から来ている。

では、太陰暦での元旦は毎年いつからになるのかを説明すると毎年みずがめ座の生まれる期間(1/20~2/18頃)の新月からということになる。

現代では太陽暦(西洋歴・一般的な暦)での12月31日を年末の「大晦日(おおみそか)」と呼んでいるが「晦」は「くらい」とも読めることから月が無く「暗い」状態を表している。

12月31日の3日前の12月28日を「終わり不動」と呼びその一年の一番最後のお不動さんの縁日とされているが、
人間の勝手な都合で変更した暦などに従って、神仏や霊が動くというわけではないという話を聞いた。
これは先祖霊をお迎えするお盆でも同じことだろう。

例えば、九頭龍神社の縁日は毎月13日(太陰暦での満月の2日前)であったが、現在は太陽暦での毎月13日になっているように、神社仏閣のおよそ99%ぐらいは本来の縁日とは意味のない西洋歴を基にしている。
以前、神仏界の様相が手に取るように見れる優れた能力者が、太陽暦での縁日に行っても神仏の働きが停止、またはそれに近い状態にあるので太陰暦での縁日に参拝するべきだと勧めているのもこのためだったのかと改めて思う今日この頃。

つまり、毎年正月になると初詣客で多くの神社仏閣が大盛況になるが、神仏のお陰を頂く場合、西洋から伝わった一般的な暦では無意味なのだろうという。

本来寺社仏閣に詣でたり、暦に関する行事などの場合、太陰暦を使うのかの理由もそこにあった。
太陰暦から太陽暦へと移行したのは明治6年で、それにともない明治政府は端午など五節句を廃止。
このため、端午の節句やひな祭り、それに七夕も一時衰えてしまい、現在では縁日やお盆なども形骸化した無意味なものとなってしまった。
なぜ東洋の日本がまるで神仏や先祖霊をないがしろにするような西洋暦のマネする必要があったのか?
維新後、列強に追いつくため暦も世界標準とするのは仕方なかったのだろうが。

というわけで、今夜は年越しそばをすすりんがら録画してあった「ガキ使い」を観るぞ!
そして正月気分が盛り上がったら深夜に近所の氏神様にお参りに行こう~
きっと寂しいくらいに空いてるはずだ(笑