先日、チラッと書きましたが、

先週末、

特攻隊の基地があった知覧

に研修で行ってきました。

 

今回私が参加した研修は

 

■語り部さんが

2日間ビッチリついてくださって、

 

 

■『特攻の母』と言われた

鳥濱トメさんの子孫の方から

当時の様子を聞かせていただけて、

 

その上、

 

特攻隊の方々が最期に召し上がった

食事も出していただける

(冒頭の写真の玉子丼です)

 

※玉子丼は研修参加者のみのメニューで

通常はお店で提供されていません。

 

と言う

大変貴重な研修で、

私にとって、理想的なものでした。

 

私が知りたかったのは

 

教科書やガイドには載っていない

本当のことだったので、

 

知覧に行ったとしても、

ただ、資料館に行くだけでは、

本当に知るべきことはわからない気が

していたんです。

 

 

今回、

ガイドをしてくださったのは

武田勝彦先生

 

 

 

 

武田先生は、15年程前に

知覧を訪れたことがきっかけで、

何百回と知覧を訪れ、

 

語り部として、

英霊顕彰に長年尽力されている方で、

各地で英霊の慰霊研修を主催されています。

 

とても分かりやすく

時にユーモアたっぷりに

私たちが知らない本当の歴史について

そして、

日本人としての精神について

教えてくださいます。

 

 


 

 

 

そして、知覧で

 

ホタル館 富屋食堂という

個人経営の資料館の館長をされながら、

 

知覧茶屋という

知覧の地元の食材をふんだんに使った

郷土料理が食べられる食堂も経営されている

 

『特攻隊の母』として有名な

鳥濱トメさんの曾孫に当たる

 

鳥濱拳太さんからも直接

当時の様子のお話を聞くことができました。

 

 

 

 

 

 

  私に起きた変化

 

※滑走路を飛び立って、仲間が揃うのを

この上空で旋回しながら待機し、

出撃されたそうで、

彼らが、最期に見た祖国の田園風景が

この景色だったそうです。

 

 

今回研修に参加した感想を

一言で言うと、

 

生涯忘れられない

人生で最も

魂が震える2日間

 

 

でした。

 

 

ただ、

資料館の展示を見る

映像を見るだけではなく、

 

 

当時、

 

実際に特攻隊の方々が

過ごされた場所

建物に訪れ、

 

検閲にかけられていない

本音が綴られたお手紙を読ませていただき

 

彼らが人生の最期に

召し上がったご飯を味わい

 

最期に見たであろう景色

感じたであろう風・音を実際に

感じることで、

 

私の一部となったような

そんな感覚を味わったのです。

 

その経験を経たことで

起こった私の変化。

 

それは、

 

ようやく

日本人としての根っこを

しっかりと

自分に感じられた

 

ということです。

 

 

 

これまでも

日本人としての誇りは

持っている方だとは思っていましたが、

 

今になってみれば、

地に足がついていなかったなと

気がつくことができます。

 

 

 

  イメージと実際に見たものとのギャップ

 

特攻隊に対して私自身が抱いていたイメージ

 

それは、

 

優秀な若い命を犠牲にした

悲惨な作戦

 

意識の奥底に

 

特攻隊=怖いもの

というのが根深くありました。

 

そして、

あまりにも私自身が

育ってきた環境と

特攻隊には距離がありすぎて

 

英霊の方々と自分の間に

共通点を見出せず

とても遠い存在のように

 

感じていました。

 

しかし、今回

2日間、

 

彼らが過ごした場所に身を置き

 

当時のエピソードを通して

一人の人間としての彼らの姿と

出会うことができたことで

 

自分とかけ離れた存在と感じていた感覚が、

ものすごく距離が縮まったんですよね。

 

彼らのとんでもなく強い精神性を

支えていたものは、

軍国主義による洗脳などではなく

 

祖国を思う心、

親、兄弟、友人、恋人を思う心

 

この先に続く

子孫を思う心だった

 

ということが理解できた時、

今まで

何も知らなかったことへの

申し訳なさと、

ありがたくて

涙が止まらなくなりました。

 

 

  彼らの根底にあった思い

 

 

行かずに済むなら、

彼らだって行きたくなかったと思います。

 

しかし、戦況を考えた時に

祖国や家族を守るにはこの選択肢しかない

と言う状況の中、

 

言葉に尽くせぬ葛藤の末に

たどり着いた彼らの想いは、

 

 

自分の命よりも

大事なものを守るためになら

喜んで身を捧げる。

 

残されるものたち、

どうか幸せでいてほしい

 

いい国を作ってほしい

 

そんな、

ただひたすら

純粋な気持ちだったんです。


 

あの作戦があったから、

 

米軍の九州への上陸は

免れることができた

 

と言われています。

 

もし、特攻隊の方々が

いらっしゃらなければ、

九州も沖縄と同じような状態になり、

 

日本中の兵力が九州に集中することで

本州も北方領土のような状態になって

 

朝鮮半島やドイツが実際にそうなったように

東日本と西日本で壁ができていても

不思議じゃなかったんです。

 

 

戦争には負けてしまったけれど

彼らの存在があったから

 

日本は残り、

多くの日本人の命が守られ

 

今もなお私たちは

日本語を話し、日本人として

生きることができてる。

 

 

今私たちが

当たり前だと思っていることは

全く当たり前じゃなかった。

 

 

遅すぎるけれど

45歳目前にして、ようやく気づくことが

できました。

 

 

多くの若者が

決死の覚悟で残してくださった

日本。

 

彼らが今の日本の状態を見て

どう感じていらっしゃるのだろうか。。。

 

と思うと、

身につまされるものがあります。。。

 

 

 

9月に姫路護国神社で

武田勝彦先生の講演会が

あるそうです。

 

ぜひ一度は

聴いていただきたいお話です。

 

 

 

 

知覧に行かれることがあったら、

 

知覧特攻平和会館だけでなく、

 

ぜひ、

 

ホタル館 富屋食堂

(食堂という名前ですが、資料館です)

 

にも訪れてみてください。

 

よりリアルな英霊の方々と

出会うことができます。

 

今日は、

ホメオパシーとは全く違う

内容になりましたが

 

歴史教育というのは

実は、我々の健康に大きく関係しているので

そのことについては

また改めて書こうと思います。

 

 

最後まで

お読みいただきありがとうございました。