「藤城清治 100歳美しい地球 生きる

よろこび未来」展を観に

福岡市立博物館に行って来ました。


つい先日417日に100歳の誕生日を

迎えたばかりの記念すべき展覧会。

親交のあるMISIAさんがサプライズで

お祝いに来場されてたみたいですね。


いやもう素晴らしかった〜!

とにかく感動〜〜✨


初期の作品、油絵からモノクロの影絵

そして色彩豊かでファンタジックな切り絵の数々。リアルで観るとさらに魅了されます。



ケロヨンとかカルピスマークとか

誰でも一度は見たことあるんじゃないかな?




私は幼い頃藤城さんのカレンダーが家にあって

それが私の見た最初の藤城さんの絵でしたね。

夢とメルヘンあふれる

ちょっと不思議な小人や動物たちが

キラキラと色彩の中で遊んでて

子供心にステキだなぁ、可愛いなぁと

思っていました。


その後もお菓子の缶のデザインだったり

家庭画報や暮らしの手帖なんかの雑誌で

お目にかかってましたが

断片的にしか見たことがなく

今回の様な展覧会というのは初めて。


宮沢賢治の童話の世界を描いた

「銀河鉄道の夜」も良かったし

「泣いた赤鬼」はアニメ仕立てで

映像が流れていました。

そういえば「モチモチの木」も

藤城さんの切り絵でしたね〜。


「ブレーメンの音楽隊」も家にあったな。

懐かしい〜。その頃はもちろんDVDとかは

付いてなかったけど。



オリジナルの絵本の挿絵になったものや

二十四節気の季節を描いたものもあったし

被災地を題材にしたもの広島原爆ドームや

神々しかった高千穂峡も圧巻でした!


水の反射で影絵を楽しむ演出もあったりして

本当に素敵。順路はあったと思うのだけど

もう一度舞い戻って観に行ったりして

じ〜っくりた〜っぷりと味わいました。


いつもは1度観たら出口までさらっと

行く感じなのにぐるぐると二度三度回遊して

鑑賞なんてしたのは初めて笑


撮影することはできないので

繊細だけど大胆で優しい

光と影の美しく幻想的な世界を

この目に焼き付けて帰りました。


大作にはあのお歳でいったいどれほどの

時間とエネルギーを使うのか…

想像しただけでもため息が出そう笑


でもその熱量はピュアでリアルだからこそ

ドラマティックだし

ビシビシと伝わって来て幸せでした。


タイトルにもなっている

「生きるよろこび」



地球は人間だけが住むところではない。

動物や草花、光や水などあらゆるものと

一緒に生きる場所なんだという様な注釈があり

それは人の大きなテーマでもあり

いま問われていることでもあるなぁと。


こころがとても豊かになった

プライスレスないい時間でした。


こころが喜んだ〜〜!





あなたと私の人生の旅が

楽しいものになりますように。


naturallyゆーみん🌿