先日、『 人魚の眠る家 』を観ました。


レンタルするのは 大抵 洋画。

洋画好きな私は、
邦画を観る機会は少ないです。


姪がレンタルしてきた中の1枚にあり、
前々から気になっていた作品で、
わが家に来た時に 一緒に観る事にしました。



うまくあらすじを説明できないのと、

深いストーリーなだけに、

一部分だけ書くと、
読む方により 違った印象を、
与えてしまうような気がするので、
省かせて頂きます。

( ・_・) スミマセン💧







人間と動物を一緒に考えるのは違う。

そう思う方もいらっしゃると思いますが、


私は『 人魚の眠る家 』を観て、

状況や状態は違うのですが、
亡きらぶくんをまた想いました。





らぶくんが、突然 横たわるようになり、

食べてる以外、ほぼ寝たきり。


その期間は 少なかったけれど。




ごろんと寝ていて、
たまに 手足を動かすらぶくんを見ると、


起きたいけど、
自力で起きあがれないのかな。

その不自由さ、
らぶくんにとって辛いだろうな。
ストレスだろうな。


頻繁にしていたわけではありませんが、

らぶくんが手足を動かす度に、
そう感じていました。



手足を動かしているらぶくんに気づいた時は、

抱っこして 起こして、
体勢を変えてあげたこともありました。


でも、なんとなく、
満足していないように感じていました。





そんな生活でも。


私にとっては、

寝ているらぶくんの、
穏やかそうなお顔を見ているだけで、

幸せでした。


愛おしかった。






自分の事が、
自分でできなくなったらぶくん。 

痛みや辛さにがんばるらぶくん。


迷惑かけたくないと、
家族を気遣うらぶくん。

家族の自分をいたわる優しさが、
更に辛さを与えてしまった事も、
あるかもしれない。


。。。


体の変化に伴い、らぶくんの中で、
いろんな葛藤があったのだと思います。




そして、


最期は、らぶくんが決めたのだと、
思いました。





ごろん生活になり、
穏やかなお顔で寝ているらぶくん。








 
『 大好きだよ。
ずっと家族だよ 』


『 ひとりじゃないからね。
助け合って、分かち合っていこうね 』


『 辛かったら、我慢しないで、辛いって、
言っていいんだよ 。
ひとりで抱え込まないでね』



もっと、もっと、
言葉をかけてあげれば違ったのかな。


そんなふうに想う事もありますが、



らぶくんの状況を考えると、

これ以上は
辛い想いをしてほしくなかったので、


『 らぶくんの決めた最期でよかったんだね、
らぶくん 』

そうも想います。





愛する動物さんに、

たくさん、
想いの言葉をかけてあげてくださいね。






人魚の眠る家の絢香さんの歌う主題歌も、
とてもよかったです。