哲学。


こ難しくて

意味のわからない単語を並べて

ひたすらそれについて議論するという

イメージがあった。


けれども実は

日常のありふれた疑問を深く考えることが

哲学なんだと

今はそんな風に捉えている。


おふたりの著名な哲学者、

成田正人さんと清水将吾さん

のイベントに参加してきました。

人生で経験するとは思ってもいなかった分野の

ひとつ。





右と左って何?

優しさとは?

なぜ明日が来るのか?

などなど、

当たり前だと思って考えたこともない問いに

何時間もかけて対話を繰り返す面白い人たち。


私が印象に残ったのは

『会話』と『対話』の違いって?の問い。

これは面白いなと思った。


自論だが…

会話は

表面だけの当たり障りのない会話。

そこにあまり感情が動くことはない。

対話は

会話をぐっと掘り下げて一つ下の深い

ところで繰り広げられるもの。


対話の中では、

疑問に思ったり

腑に落ちたり

学びがあったり

不安になったりと

感情がよく動く。


人は対話を繰り返すことで魂が成長していく

のではなかろうか。

私という人間は

対話を繰り返して味わった

感情のミルフィーユでできているのかも。


対話は正直面倒な時もあるし

マイナスな感情が出て来る時もある。

でも世界はきっと古来から、

人と人が

対話を繰り返すことで発展を遂げてきた。



哲学者と哲学をこよなく愛する仲間たちと。

深夜まで飲み交わしたあの日

恐れずに対話をしていきたいと

改めて思った夜。