心地の良い住まい力を引き出す
建築士×レジデンシャルオーガナイザー
永瀬絵美です。
ご家庭内に食器洗浄機(ビルトイン)、
給湯器、浴室暖房乾燥機などの
特定製品を設置した場合、
メーカーの法定点検を促す制度が出来ました。
車で言うところの車検と一緒。
以前、室内のガス給湯器による
一酸化炭素中毒死事故が続いて、
購入者に注意を促すにも
今も所有者が把握出来ずにいます。
このような将来的に経年劣化による
火災や死亡事故等の重大な危害を
及ぼす恐れのある製品を購入した場合、
メーカーへの所有者登録が必要です。
だから、私たち建築業者はこのことを
お施主さまに伝える義務があります。
所有者登録票のファイルの表紙
◆印刷の文字より手書きでインパクトを!
点検時期が近づくとメーカーから
「点検のお知らせ」
が届きます。点検は有償です。
変な話、点検を受けないからといって、
現時点では罰則規定はありません。
ただ、法律的に登録と点検は「義務」と
位置づけられているので
万が一、そのせいで重大事故が起きた場合、
何らかの責任を負う可能性はあります。
以下の製品を購入・設置した場合、
きちんと登録&点検は行いましょう
いわゆる「特定保守製品」
◆画像:TOTO 消費生活用品安全法「長期使製用製品安全点検制度」 より抜粋
◎給湯器/湯沸器/風呂釜
◎石油温風暖房機
◎ビルトイン式食器洗浄機
◎浴室暖房乾燥機/暖房換気扇
この9製品には載っていませんが、
ウォッシュレットやシャワートイレと言った
「温水洗浄便座」も登録点検制度を設けています。
※パナソニックさんのHPへ飛びます
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