住みよい家のヒントが満載!収納家具入らずの片付け図解百科 | 住まうほど味が出てくる家づくり&図面描き

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インテリアコーディネーターのつもりが何故か家一棟の設計から現場監督までするハメに!?建築現場で培った家づくりのノウハウや、この業界のアレコレを綴っています。

住まい力を引き出す永瀬です。

 

住まいの設計と施工に携わって早17年。

幸い、私がプランして建てて来たのは、

家具や水回りまでが住まう人に合わせた

オーダーメイドな家づくりばかりでした。

 

この“湘南”と言う地域性は

とっても「自分らしさ」「こだわり」

と言うキーワードを大事にする地域。

 

面白味が無いと「プイ」と横向かれます。

 

だから、住んでワクワクする家づくりに

設計者も住まう人も照準を合わせます。

 

ところが、どうしても住まう人のリクエストに

応えきれなかったのが“捨てられない人の収納”!

 

「ロフトと壁面収納と納戸2つ」

なんて言われた日には、

 

「一体収納スペースに

お幾らかけるんですか?」

 

とこちらが心配になる程。

(多分100万円超!)

 

その納戸の3畳×2の分を

リビングに廻せば6畳増えるよ!

お金以外に空間的にも勿体ない

 

それから、ライフオーガナイザーに出会い、

言われたとおりにプランするのではなく、

 

納まる先など「分ける」作業をしてもらい、

そして持っているモノを手放して「減らす」

 

その行程を踏んで適量になったモノ

そして適所に納まるべきモノ判別してから、

それに合わせた収納計画を行う。

 

つまり、今持ってるものを言われるがままに、

納めようとしてプランしていた私も反省です。

 

物が多くて納まりきれなかった場合、

住まう人に「捨てなさい!」とだけ言うのは、

建築士として残念です。

 

住まいと言う器に合わせて

物を捨てさせるのではなく、

やたらと収納増やせばいいのでもなく、

暮らしに住まいを合わせてつくりませんか?

 

そんなひとりひとり違って当たり前動線

使い勝手、行動のクセ、今の家のストレスなど、

住まう人にきちんと訊いて、

 

家づくりの段階から

住み心地の良い家をレクチャーしたい。

 

そんなレジデンシャルオーガナイザーの手法、

まさに“収納家具いらずの片付け”のヒントが

ギュッと濃密に詰まった本が出ました。

 

やじるし『収納家具入らずの片付け図解百科』

 

・造作収納つくってもなんだか片付かない

 

・洗濯物の置き場に困ってる

・お風呂入るときにいつも靴下を忘れる

・納戸の奥まで物が溢れてたどり着けない

 

こんなお悩みがおありでしたら、

折角の新築・リフォームや新居探しの段階で

解消する空間づくりをしませんか?

 

これから家づくりや模様替えの予定者は勿論、

住まう人に寄り添った家づくりのために、

新築やリフォームに携わる工務店や

設計担当者にこそ読んでほしい本です。

 

 

 

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