ナチュラルハイへの道 with Baby -3ページ目

出会いと体調不良の日々

最近育児に余裕が出てきて、

友人に会ったり、べバの

あたらしい習い事をはじめたり、

他のママさんと出会いの場に

積極的に出て行く日々が続いてました。


べバができるまでは、ほんと仕事が

急がしすぎて新しい出会いを求めて

出かけるなんてことはできなかったなあ。



今では毎週のように、ベビー関連の行事に

参加したり、最近急に増えたママ友さん

たちとランチしたり、そんなゆったりした

時間を味わっています、といいたいところですが

あまりにも毎日張り切りすぎたのか、それとも

大きなパーティーで、インフルエンザウイルスを

拾ってきたのか、先週からダウンしてます。


先週の水曜日に発熱し、いっきに39度まで

あがり、翌日の午後には平熱まで下がっていました。

いっきに高熱がでるのは、体の免疫ががんばって

ウィルスと戦っているしるしなので、やったー

とよろこんでいたのだけど。


体のあちこちの間接や筋肉が痛いのがつらいだけで

頭痛も吐き気もないので、インフルエンザにしては

楽なほうかな?と油断して、週末おでかけしたり

今日、寒い中べバとお散歩したりしたのが

良くなかった。


かえってきてからまた発熱。

ウィルスがまだ体内に残っていたみたい。

熱で朦朧としながら、べバの相手したり

ミルクをあげたり、オムツ換えたり、

体力つかうよー。

こんなときに限って、夫は残業、

あてになるおばーちゃんたちは

海を隔てた国にいるし。

あと数日、なんとかしのぐしかないなあ。


ソファーで横になっていると、

べバがはいはいしてやってきて、

自分の顔を私の顔に近づけてくる。

ウィルスが移ったらあかんから

私はマスクして、「あっちいけー」って

手で追い払うのだけど、

それが何かの遊びと思っているのか

「きゃっきゃ」といって喜んで

私から離れてくれないべバ。

病気の時の育児って、ほんと、大変。

もう絶対病気になりたくない、と

思った件。



これからフレッシュオレンジジュースを

搾って飲んで寝よう。。。




教育が才能を殺す。

ウィーン市内の映画館で赤ちゃんをつれて

映画鑑賞できるところがあって、

「alphabet(アルファベット)」という

オーストリア人が作った映画を観てきました。

$ナチュラルハイへの道 with Baby


この映画は、「人はみんな才能を持って

産まれてくる。でも現在の学校教育システムが

才能をシステマティックに殺してしまう」

ということをいろんな実験結果やインタビューを

交えて伝えています。


天才力を試す面白い実験がありました。

天才力とは、ある問題に対していかに多様な

解決策を考えつくかという柔軟な考え方と

一つのものからたくさんの物事を連想する

想像力に深く関わっています。

このテストを幼児に受けさせ、その後同じ

人たちを数年後に追跡調査したところ、

はじめは98%の幼児が天才力を示した一方で

25歳以上になると、たった2%の人たちしか

天才力を示しませんでした。

その数字は、年齢と反比例して減っていきます。


中国の学校システムの紹介もあって

小学校の低学年から大学入試のために

朝から晩まで勉強する子供たち。

余暇はもちろん寝る時間もままならない。

自殺する子供たちも後をたたないとか。

中国の学校教育は、テストマシーン

(受験に合格することが唯一のゴール)を

大量生産しているようです。


オーストリアは大学入学試験がないので

受験勉強、競争というのはなさそうですが

それでもオーストリアの学校システムは

詰め込み教育みたいです。

「趣味をもつ時間がない。学校(勉強)が

終わってから太陽を見たい。趣味を見つけ

楽しむ時間がない。私の周りの友達も

同じような状況だ。こんなシステムに

した責任者を出せ!」というような

高校生からの批判の手紙を現地の一流紙が

掲載していました。


いまどきの子供たちは毎日忙しくて

フェイスブックだけが趣味といっても

言いすぎではないような状況のようです。


そんな中で、持ってうまれた可能性と

想像力を生かし、才能を開花させた男性の

例が紹介されていました。

あるフランス人の男性(ハンサム!好み!)

はギタリストでギターも手作りし、ドイツ語も

流暢です。彼は学校に行かずに、

家や自然の中の遊びを通して学びました。

「僕は競争したことがない。自分の能力を

証明しなければならなかったことは

人生で一度もない。

ギター作りの師匠のところに初めて

面接に行ったとき、彼はたった一つのことしか

見なかった。それは、僕が情熱をもっているか

という点だった。彼は僕が信頼に値するか

自分の愛を与えるのに値するかだけしか

見なかったんだ」

と言っていたのが心に残りました。


彼は独学でドイツ語も身につけ

とても流暢にドイツ語を話していました。

彼はとても自然体で、情熱的で、

存在が光っていました。


子育て、自分育てに関してとても

貴重な情報とインスピレーションを

得ることができました。


以下簡単な覚書メモ


クローバー できるだけ長い期間子供を競争原理から引き離しておくこと。

クローバー 子供が必要なのは習い事で忙しい生活ではなくて、自由時間がたっぷりある生活。

クローバー 遊びを通して学ぶことが一番身につく方法。

クローバー 大人は子供に何かを教えこむ必要はない。大人がするべきことは、子供がいろんなことに興味をもてるように環境を整え、遊びを通して学ぶことに「招待」すること。

育児の悩み。

べバも10ヶ月になった。

つかまり立ちするのが大好き。


$ナチュラルハイへの道 with Baby

下の歯も1本生えはじめ、

食欲がすごい。誰に似たのかな?

2ヶ月前から通いだしたスイミングクラス。

初めはべバは深いところは怖がってたのに

今では(浮き輪をつけて)一人でも

泳げるようになって、かあちゃんうれしい。



少しずついろんな成長をみせてくれる

べバに癒されているのだけど、

最近は育児の悩みというものも出てきた。


一番の悩みは、赤ちゃんとだけでなくて

もっと大人たちと刺激的な文化的な会話を

楽しみたい!ってこと。


育児って、大地とつながるというか

とっても原始的で泥臭い仕事。

頭よりも、直感や体感覚を使う。

今までにあまりつかってない能力を

使っているという快感がある一方で、

今まで使っていた脳や感性が

どんどん退化していっているような

危機感がある。


こりゃーやばい、といろいろ本を

読んだり、映画を観たりするけど

以前にくらべて文化に対する感受性が

劣っているような気が叫び


母親になって、肝がすわったのと同時に

ちょっとしたことでは心が動かされなく

なってしまった自分に気づいて

ちょっと寂しいなあ。



子供が大きくなったら、

また自分も変わるのかな。

おすすめ子育て本2

前回の「おすすめ子育て本1」に

引き続き、ジンジャー風味子育て本を

紹介します。


『かわいいこころ by 寺門琢己』

$ナチュラルハイへの道 with Baby

この本は『かわいいからだ』の姉妹本です。

どちらもこころとからだのしくみを、

とてもわかりやすく楽しく教えてくれる内容です。


『かわいいこころ』を読んで、

生命力いっぱいの子供の育て方と

こころの野獣の飼いならし方

(感情に翻弄されない生き方)に関する

ヒントを得ました。

寺門さんによると、こころの中には野獣が

住んでいて、感情が爆発してしまうことがあるのは、

じつは体の周期によるものらしいです。


以下、要約。

ドキドキドキドキドキドキ

人には毎月骨盤が開いたり閉じたりする

周期があり、高潮期や低潮期のピークで

体内のある臓器にエネルギーが集中して

しまい、その臓器特有の怒り、憂い、

心配、恐怖などの感情が色濃く出てしまう。



ピーク時でのあふれ出す体内エネルギーが

うまく昇華されないと、自分自身の感情に

こころが翻弄され無駄に暴走したり、

自分に不利な行動をしたりしてしまうことも。


怒ったり、憂鬱になったり、悲しんだりするので

なく、そのエネルギーを好奇心の対象に

注ぐことによって自分らしい方向に

変えていこう。

ドキドキドキドキドキドキ

(以上要約おわり)


この本を読んで、育児に使えるビックリマーク

と思ったのは好奇心がいのちのエネルギー源

であり、好奇心の対象は自分でみつけなければ

意味がないというくだりでした(以下要約)

ドキドキドキドキドキドキ

他人が好奇心を見つける

「お手伝い」「手助け」を絶対しては

いけない。

「これがこの子のいいところだなあ」と

いう部分を見つけたとき、周りの大人は

そっとしておくべき。黙って、

好奇心の芽が育つのを見守るのみ。

障害があるときは、邪魔な要素を

とりのぞくのが大人の仕事。

けっして、芽を早く伸ばそうと

介入してはいけない。




子供の好奇心の芽をいじったり、

葉っぱをひっぱったりすると

子供の心は屈折して、その対象に

興味がなくなってしまう。

ドキドキドキドキドキドキ


まさに、そのとおりだなあーと

目からうろこでした。

自分自身のことを考えても当てはまります。

ちょっと興味を持った対象があって

そのことをやってみたいなーと

考えていたときに、他人から

「あなたにはこれがむいているんじゃない」

とか「xxをやってみたいんじゃない」

とか言われると、不思議とやる気が

なくなったりすることがあったのです。


自分の好奇心の芽は、それが強い木に

育つまでは、そっと、こころの庭で

育てるのがいいですね。



娘が好奇心の種を見つけたら

そっとしておいてあげようと思います。

たくさんの好奇心の花が咲きますようにラブラブ

共喰いの感想。なまぐさい生命力。

ウィーンの映画祭(Viennale)で

日本映画「共喰い」を観てきた。


$ナチュラルハイへの道 with Baby

観る前は、暴力シーンが多そうで

心配だったけど思ったよりも表現が

どぎつくなくて小説がもとになっている

からか、描写が文学的だった。

一言で映画の感想を言うと、

なまぐさい生命力を感じる作品。



映画館の中で田舎のしめった空気、

川や魚の生臭さ、

雨の生暖かさを感じた。


女に暴力をふるってしまう

ダメンズたち。

ダメンズに翻弄される女たち。

女たちは犠牲者なのに犠牲者らしくなくて

ドライでしたたかだ。

暗い気分になりがちなストーリーも

それほど悲惨さを感じさせないのは、

彼女たちの暴力を振るわれても関係をもって

しまう業と、それを受け入れ、

どんなつらいことがあっても

生き続けてやるという静かな決意というか

生命力の強さが光っていたからかも。


この映画だけをみたら

「日本の男どうなってんねん ビックリマーク

とあちこちから批判されそうだ。

日本人女性にたいする

「男の悦びにつくし密かに堪える、

でもいざというときは強い女」と

いうイメージが固定されてしまいそうだ。


「日本人みんながこんな男や女ちゃうからなーあせる

と大きな声で言って回りたかったわ。


もうひとつ気になったのが

主人公の父親が本当に理性も知性もなく

ダメンズ代表って感じなのだが

憎めないのが不思議だった。

役者さん(光石研)の持ち味か、それとも原作が

そうなのか、下品さが底をついていない。

好奇心旺盛な小学生のような表情、

インテリの端くれっぽくもある。

女に対してやってることは本当に

野蛮で許しがたいのだけど。



私は息子の中途半場な正義感と、

結局は親の鎖を断ち切れない

勇気のなさの方が残念だった。

まあ、これはたんなる小説(映画)なんだけど。


映画が終わってすぐまた地階の化粧室へ

直行。耳を澄ましていても、観客の

拍手の音はまったく聞こえなかった。

前回、「そして父になる」のときは

壁が震えるくらいの大きな拍手だったのに。

そういえば、途中退場する人たちもいたなあ。


最後に。準主役の田中裕子さんの

汚れ役の演技がすばらしかった。

彼女がどんなに苦労人を演じても

どこかに上品さというか可憐さが

にじみでてしまう、と思うのは私だけかなあ。


悲惨な話なのにどこか救いがあるような

気がするのは、女たちが強かったからかも。

これで女たちもダメダメだったら、

「日本沈没ドクロ」という烙印を押されても

文句はいえんなあ。

ママ会で。。。

うちの田舎のばーちゃんがよくいう言葉。

「お連れはいるかえ?オツレがいると

毎日楽しいからのう」

「おつれ」とは、日常のあれこれを

シェアする友人のことみたいです。

友人というと、定義が難しいというか

何をもって友人とするかって

人によってまちまちですよね。

自分は友達だと思っていても

相手はそうは思っていなかったり、

また逆もあったり。

濃い人間関係も必要だけど

つかずはなれずの関係の中にも

楽しめる要素はあるし、そこを楽しむ間に

いつのまにか濃い関係になってた、というのが

人間関係の理想かな。

だから、ばーちゃんのいう「おつれ」って言葉

が好きです。


べバも300日をすぎて、かなり

社交的になってきました。

初対面の人とおしゃべりする会って

あまり慣れてないのですが

べバの「おつれ」を見つけるために

ママ会に参加してきました。

2週間に1回、隣町の公民館みたいな

ところで、地域の10人くらいのママと

その子供たちで朝2時間くらい集まって

おしゃべり。


そこでいろんな人の名前を覚えるのが

難しくて。特に外国人の名前って

なかなか記憶に残らないのです。

よくある名前とか、有名人と同じ名前だったら

すぐ覚えられるのだけど。

そういう意味で、某スーパーモデルと

同じ名前のうちの娘はみんなに一発で

名前を覚えてもらえました。


娘の名前を決めるとき、夫がぜったい

この名前がいいとゆずらなくて

初めはあまり気がのらなかった私。

そもそも、そのスーパーモデル、

スキャンダルで印象が良くないのです(笑)。

でも自分で一生懸命調べて漢字まで

選んできた彼の熱心さに負けて、

一歩ゆずりました。

すぐに覚えてもらえる、という面では

よかったのかな。



$ナチュラルハイへの道 with Baby

赤ちゃんのフケを解消する方法

先日、「うわー!」の記事で

べバの頭皮から黄色い木屑のような

フケが大量に出るという事を書きました。

あの後、マッサージオイルで頭を

マッサージして15分ほどおいてから

お湯と石鹸で指の腹をつかって

少し強めにマッサージする感じで

頭皮をこすり洗いしたところ、

ほぼ100%、フケが解消されました。


フケの原因は、汗をたくさんかいた日に

お風呂を入れる前にべバが寝てしまい

そのまま起こさずにいたことが直接の原因

だったみたい。

原因と解決方法がわかったらなんだか

気が楽になった。

映画館デビュー@ヴィエンナーレ2013

今日はウィーン映画際(Viennale)で

是枝監督の最新作で福山雅治さん

主演の『そして父になる』を

鑑賞してきました。

エリートサラリーマン一家の息子と

庶民的な商店一家の息子が出生児に

とり違えられていて、それが6歳に

なったときにわかり、子供たちを交換

するべきかしないべきか、という親の

心の葛藤を描く作品です。



どうしてもベビーシッターが見つからなくて

もうすぐ10ヶ月になる娘をつれていきました。


べバ(娘)がぐずったり、泣いたりして

他のお客さんに迷惑になりそうなときは

「僕がすぐ外に連れていってあやすよ」

と事前に夫が約束してくれていたので

初めは心強かったのですが。

途中、何回か「あー」とか「うー」とか

べバがおしゃべりをはじめ、

ひじで夫をつつきながら

(外に連れて行ってくれるよね?)と

催促しても、ぜんぜん反応がない夫。

ちょっと話し声が大きくなり始め、

「外に出たほうがいいよ」というと

「まって、この映画面白すぎる!」と

身動きしない夫。

こういうところ、マイペースというか

おおらかというか、いまさら驚きませんが

それを容認している私もすっかり

日本人らしい遠慮とか周りへの気遣いとか

失いつつあるのかな?と

ちょっと気になって回りを見渡すと

だれも気にしていない様子。

キッとこちらをにらんだり、「しーっ」とか

いう人はいませんでした。

観客の皆さんは映画に引き込まれて

いるようでした。


それでも途中べバの声が大きくなりすぎて

夫に一度退場してもらい、3分後に戻ってきたときは

べバはすっかり寝ていました。

夫、必死にべバをあやして寝かしつけたみたい。



映画自体は、とてもゆっくりとしたペースなのに

はらはらどきどきする展開で、みんな固唾を呑んで

見入っていました。福山雅治さんのシュールさと

リリーフランキーさんのコミカルな演技が

対照的で、ところどころで観客の笑いを誘っていました。


クライマックスのシーンでは、暗い会場の

あちこちから鼻水をすする音が。。。

隣にすわっていたお友達のAちゃんも、

私の夫の目にも涙が。。。



映画が終わるとすぐ私は事情があって

地階のトイレに直行したのですが

地下のトイレの壁が震えるくらい、

観客の拍手がすごかったです。

私はトイレの中で拍手してました

(是枝監督、すんません)。

その後、映画館から出てくる人たちを

見ていたのですが、涙が出たあとは

副交感神経が活発になるのでしょうか、

みなさん、とろーんとした柔らかい

優しい顔をされていました。


(是枝監督、ウィーンにも

メッセージ届きましたよ)

と私までうれしくなる瞬間でした。

是枝監督とは数年前にヴィエンナーレで

お目にかかってから、その人柄の誠実さ、

真剣な映画作りの姿勢に心を動かされ

それ以来、彼の作品はできるだけ

見るようにしています。

今回の作品で、一番心に残ったのは

福山雅治扮するエリートサラリーマンが

仕事一筋であまり息子にかまっていない

様子をみて、リリーフランキー扮する

3児の父が放った言葉。

「子供にとっては、一緒にすごす

時間の長さがすべてやで。

もっと一緒にすごしてやりビックリマーク


一緒にすごす時間の長さ。

時間イコール人生なんだなあ。


みんなそれぞれ、いろんな想いを抱えて

会場を後にしたんだろうな。


蛇足ですが、福山雅治さんって

地もあのような感じなのかなーって

いうくらい自然な演技で怖かったです。

あんな人が夫だったら、いくら金持ちでも

ハンサムでも、しんどいなあ。

リリーフランキーさん、

とっても面白くて生き生きしていて

好感持てました。

あと、樹木希林さんと

吹雪ジュンさんの存在感が

すばらしかったです。

久しぶりに故郷に帰省したような

ほっこりした気持ちになれました。



この映画、カンヌ映画際で審査員賞を

とったようですね。おめでとうございます。

来週は、カンヌ映画祭でパルムドール賞を

とった映画「La Vie D'Adele」と、

日本の「共食い」を見てきます。

どちらもかなりハードな内容みたいで、

いまからどきどきです。

無事生還できますように。。。

(ベバと夫はお留守ばんです)

おすすめ子育て本 1

ちょっとは他人に役に立にちそうな情報を、

と今日はまじめに書いてみます。

(旧ブログであまりにもハードコアな

健康記事を書きまくったので今はその反動で、

ゆるゆるモード全開!なのです)


べバが産まれて初めてママになり

育児に関していろいろ疑問もあって

いろんな書籍やウェブサイトを読んで

みました。しつけや早期教育に

関する方法論はどれも似たようなもので

あまり心に残るものはありませんでした。

もともと私はどちらかというと、

育児のマニュアル書にはあまり興味が

ありません。それよりも、もっと本質的な

ことを扱った育児書を探していました。


その中で人からプレゼントしてもらったり、

薦めてもらった本の中で、これは出会って

良かった、と心から感じた本を何冊か

紹介します。


まず1冊目は、3人の子供を育て上げた

50代の女性が「私はこの本に出会うのが

遅くて、もっと早く読んでおけば、今思春期の

娘ともっといい関係をきずくことができたと

思う」とプレゼントしてもらった本です。


デンマークのファミリーセラピストの

Jesper Juulさんが書いた本

「Nein aus Liebe(愛をこめて

NOといおう 日本語訳Byジンジャー)」

$ナチュラルハイへの道 with Baby


簡単に内容を要約すると、「親は子供に

NOというべきときには愛をこめてNOといい、

子供との間の対立や摩擦をおそれず、

対立や摩擦を友好的に解決する方法を

示したり、子供から引き出す」です。


まったくあたりまえのことですが

この本のいいところは、具体的な

対立の状況に対して、

自分の親としての話し方(言葉)の

よい例と悪い例が詳しく書いてある

ところです。

自分ではわかっているつもり、

できているつもり、でいても

実際の例を読んでみて、実は自分は

わかってなかったかも?と思ったり。

育児だけでなく、パートナーとの関係や

上司や同僚、部下との関係とも使えます。


この本の肝だと思ったところは、

「NOといえない関係では、本物のYESも

言えない」です。

愛する相手(子供)と対立したくないために

相手の言うことをすべて受け入れ

NOと言えない親は、本当の意味で

子供と向かい合っていなくて

自分自身に対しても、子供に対しても

うそをついていることと同じなのです。


目から鱗だったのは、日本人と比べたら

なんでもはっきりというヨーロッパの

人たちもNOというのは難しいと思っている

ということでした。


そこに愛があれば(自分自身に対して、

そして相手に対して)、NOという時には

NOといわないといけないんだよ。

そして、言ったことに対して

罪悪感を感じなくていいんだよ。


愛をもってNOということは

健康で建設的な人間関係を築く上で

欠かせない基礎部分なのだ、と

いうことを再認識させてくれた本でした。

この基礎がしっかりできていないと

子供は将来、友人やパートナーとの

関係、仕事での人間関係の問題で

悩むことが多くなりそう。

大人の私たちも、今からでも

学べる事がたくさんあります。


ちなみに、私はドイツ語で読みましたが

アマゾンでフランス語版があるみたいです。

日本語訳はまだ出ていないのでしょうか?

(私が訳しましょうか?なんてね)



$ナチュラルハイへの道 with Baby

うわー!!

今日べバの髪の毛をくしで

とかしてたら、気がついた。

なにやら、黄色い木屑のような

乾燥した頭皮がぽろぽろとれる。

それも大量に。

うわードクロ

って思わず叫んでしまったわ。

何か最近、頭皮がやけに黄色く

なってんなーって思ってた。

毎日にんじんやかぼちゃを食べ

させてるからかなーって

あほなこと思ってたけど

これ、頭皮から分泌される

油脂が固まってたみたい。

それが乾燥してぽろぽろとれる。

これ、べバには悪いけど

すごく気持ちわるいねん!

吐き戻しや、下の世話はまったく

問題ないんやけど、これだけは

ちょっと苦手やなあ。




友人で小児科の先生のVさんいわく

「ぜんぜん問題なし。あまりいじらない

ほうがいい。そのうち治るわよ」

と放置をすすめられた。

こういうリラックスした医者好きやなあ。

いろいろ薬とか薦められるのいややし。


ネットでいろいろ調べると、

オイルで頭皮をマッサージしてしばらく

おいてから、石鹸でシャンプーしてみると

いいみたい。

これ、試してみよう。