T がお世話になっている幼稚園で、PTA講演会があり、参加しました。

 

地域の自閉症・発達障害支援センター、相談課長の K 先生。

テーマは「発達障がいってなに? ~お互いを分かり合うために~」

 

レジュメに書いた、自分用メモから転記。

 

障がいはかわいそう?

 

・障がいはバリアがあるか無いかだけのこと。バリアフリーの世界では、障がいは存在しない。

・障がいは不自由かもしれないけれど、不幸ではない。

・障がいは優劣の問題ではなく、違いがあるだけのこと。

・障がい者が、数的少数派であることから生まれる誤解。

 

基本的なアプローチ

例)なぜか「おもらし」をしてしまいうお子さん

獲得事象 → 人を呼ぶためにしていた(叱ってもダメだった) → 大人が反応しない

「呼べば来るよ」ということを何度も伝え、新しい回路を作る

 

自閉症の人たちの考え方、感じ方、ものの見方、感覚の違いから

・場の空気が読めなかったり

・不規則なことをいやがったり

・音、光、味、匂い、痛み、感触、揺れ...など → 逃がす、逃すことを考える

 

「~ちゃん、ダメでしょ」と言われがち。

「~ちゃんは良い子だけれど、この行動はダメ」と言う。

 

視覚的支援が有効。

 

例えば「多動」の場合、同じ様相でも支援は異なる。

「何をするかわからないから...」多動が出る(自閉タイプ)

「いつまでかかるか分からないから...」多動が出る(ADHDタイプ)

 

終わりに...

「一番困っているのは誰でしょう?」

彼らのサポーター兼、広報担当のつもりで。