昨日のインクジェットプリンタによると思われる頭の締め付け感は夜中過ぎに治まったものの、今度はなかなか寝付けない。結局朝8時ごろになって眠りにつきました。起きたのは夕方。こんなもんです。


化学物質やアレルギー物質を少しずつ取り込んでしまった場合、初めはかえって元気になったように感じられます。

どういうことかというと、「刺激」を受けるので少しハイテンションになります。一見、身体が動くようになるので調子が良くなったと自分でも勘違いするのですが、実際のところ少し気が立ってきてイライラしがちのようです。反応も雑になります。

そのうち神経が逆立っているのがわかってきて、興奮状態がおさまらず、眠れないようになります。それが続くと、身体も神経も限界が来て、何もできなくなります。化学物質の作用が落ち着いてくると神経もようやく休めるようで、眠気がやってきて、今度はある程度回復するまで眠り続けます。12時間以上眠り続けることはざらです。

一旦こういう状態の眠りに入ってしまうと、起きてからも神経が鈍ってて役に立ちません。時間が経ってくるとようやく普通の状態に戻ってきますが、この間、大体1~2日を費やします。


普段の生活で、ある程度の濃度の化学物質に遭遇した場合は、「ざわっ」と全身の毛がよだつような感覚があります。頭のどこかで危険信号が発せられます。まるで第六感が備わったかのような感じです(苦笑)

あるとき友人グループでお茶を飲みに入ったお店で危険信号を感じ、私だけすぐに店を出ました。私には明らかに変なにおいがしたのですが、「感じない」という友人たちはそのまま残りました。でも帰宅後に吐き気と頭痛がつづいたそうです。おそらく定期的にしている床のワックスがけか消毒作業のあとだったんじゃないかと思うのですが、友人たちにも店を出るように勧めておけばよかったと後悔しました。


「人」に反応することもあります。

なぜかそばに近づくだけで私を苛立たせる人がいます。いい人なのはわかっているのに「ぞわっ」とします。なんかいや~な雰囲気を身にまとっているのです。その人たちの共通点は「タバコを吸っている」こと。きっと化学物質が身体に染み付いているのだと思います。


私の周りにも何人か、化学物質過敏症、あるいは化学物質過敏症予備軍といわれた人がいます。ぜんそくや頭痛、湿疹などの症状が出て、生活や仕事を変えざるを得ない状況に追い込まれ、落ち込んでいます。

そんな人たちに、私は発想の転換をすすめます。

私たちは「環境センサー」みたいなものかもしれない。
私たちが安心して過ごせる環境は、小さな子どもから高齢者、病気を抱えた人までもが安心して過ごせる環境なんだよ。便利さや速さを求めるあまり鈍ってしまった感覚が、実は元に戻っただけなのかもしれないよ。って。

まあ、気休めとか自己防衛とか言われるかもしれませんが、でも気持ちの持ち方ってとても大切なのです。自分の経験から、強くそう思います。
今日、仕事でインクジェットプリンタを使って印刷していたら頭が痛くなってきた。やってしまった・・・。

最近、普通に生活できるようになってきたけど、思わぬところで化学物質に遭遇します。警戒心が薄れてくるのもあるだろうし、生活している以上、ちょっとやばいなと思ってもやらなければならないこともあります。もちろん、かなり気をつけているんですけどね・・・。

私の場合、化学物質を吸ってしまったら、おでこの内側がきゅ~っと締め付けられるような感じになって、ぼおっとしてきます。まるで孫悟空の頭のリングのよう。この部分は脳の「前頭葉」といって、やる気や集中力をつかさどる部分なのだそうです。そのためか、とにかく身体がだるく、眠くなります。そして翌日起きられなくなります。長時間、眠り続けると復活します。時間は吸い込んだ量に比例するような気がします。

今日の場合は、あまり量が多くなかったようですので、作業が終わった頃にじわじわと頭にきて、今もまだ、なんだか酔っ払ったような感じです。
一度吸い込んでしまったら、化学物質が排出されるのか希釈されるのか、身体の機能に任せるしかありません。そのためには、身体の要求に素直に従うのが一番だと思っています。眠たいなら眠る。自然に目が覚めるまで眠ればいい・・・。
そうとわかっていても、翌日用事があったり、人からは「気楽な身分ね」なんて言われて、心地よく眠るのはなかなか難しいことなんですが。


実は、いろんな花粉にもアレルギー反応が出てしまっているので、マスクをしています。普通の使い捨てマスク。

化学物質過敏症の場合、化学物質を吸収してくれる「活性炭入りマスク」が効果的です。私も初期の頃に化学物質が充満していた職場でつけていました。あるのとないのとでは大違いでした。今では症状は軽くなったので、普通の使い捨てマスクを2重にして使っています。化学物質はブロックしてくれませんが、排気ガスや粉塵など、吸い込まなくて済むものはいっぱいあります。

花粉にはごく微量で反応するので、シーズンの前からつけていないと、気づいた時には手遅れです。気候によって1か月ぐらいはシーズンにずれがあるので、結局年中つけているのですが、マスクをつけていることで自分が病気であることを自覚します。外見上はまったく何ともないので、マスクをすることで周囲の人も私が病気であることを思い出してくれます。

それがいいことなのかわからないし、マスクはうっとおしいものではあるけれど、なくてはならないものです。

今年の花粉症ブームですっかり市民権を得たマスクですが、この季節を過ぎるとまた「怪しい人」扱いされてしまうのが難点。透明のマスクが開発されないかな・・・
身の回りの危険なことは、また少しずつ詳しく書いていこうと思いますが、とっても厄介だった危険なものを書き忘れていました。

それは薬。

発症と気がついて、まず近所のかかりつけの内科に行きました。風邪引いた時によく行くところ。
化学物質過敏症だなんてその時はまだわからなくて、「何かのアレルギーだと思うから血液検査しましょ」「抗アレルギー剤出しときますね。あと栄養剤とビタミンCね」「消毒薬も出しておきましょう」という対応をしてもらい、薬をもらって飲んでいました。

実はこのときに処方された薬もダメだったんです。

正確には、栄養剤にアレルギー反応が出ていました。
アレルギーを抑えるために飲んでいた薬にアレルギー反応がでていたんじゃ直るものも直らない。

でもアレルギー対応って掲げて(?)ある医者で出された薬だったりする・・・
もちろん、化学物質が原因とわかっていたら注意してくれたのでしょうが、血液検査の時点で化学物質は調査対象になっていませんでした。医者ですら一般的に認識していない病気でした。今は少しは改善されてるといいのですが。ちなみにこの時の血液検査、IgE値(アレルギーの抗体量)はめちゃくちゃ高いのに、スギ・ヒノキ・ハウスダストなど、主要なものには全く反応せず。だから「原因不明」。実際にはスギ・ヒノキにもアレルギー反応が出ていたんですけどね。血液検査で判定できるのは、抗体の1つだけなのだそうです。

このあと、本場中国の漢方医に処方してもらった漢方薬(わざわざ北京に行きました。半分は観光♪)とか、処方箋で出してもらう日本の漢方とかも試しましたが、中国の漢方にはアレルギー反応が出てました。

薬には、本来の効能が目的で入れる薬剤以外に、摂取しやすいように錠剤などに成形したり、コーティングしたり、区別できるように着色したりしているものもあります。あまり詳しくないのですが、錠剤の基材自体は粘土鉱物などが原料につかわれてて無害のはずなんですけどね。

化学物質過敏症の場合、治療のために飲む薬自体に適不適があるので、安易に薬が飲めないし、合う薬を探すのが大変なのです。一度、効き目の薄いという睡眠薬をうっかり確認せずに飲んで、24時間以上昏睡状態になってしまったこともあります。危なかったです。

化学物質によって引き起こされる病気の場合、原因物質などによっても症状が人それぞれですし、表面に出る症状がすべてではありません。神経内科の医者には、私の症状と効果があった薬とが結びつかず、「なぜこの薬が効くんだろう。どうなってるのかよくわからない」と言われました。

いろんな医者をめぐった話も徐々にしていきたいのですが、自分に合う薬が見つかってからは症状を抑えることができるようになりました。私の身体に合う合わないを見つけてくれた医者がいました。その先生がいたからここまで回復できたと思っています。それも、試しに飲まなくても合う薬を見つけることができたのです。化学物質過敏症患者には、試しに飲むだけでも危険が待っていますから・・・。