体中の細胞が
ザワザワザワザワザワザワザワザワーーーーーーッッ………
とてつもない違和感とともに
ぷるぷるぷるぷるぷるぷるぷるぷるぷるぷる……
細胞たちが目覚める感覚でした。
なぜなら
いやいやいやいや
そもそも私には
男の人に幸せにしてもらおうなんぞや発想が『・』これっぽっちも
無く
もう鳥肌立つ勢いで
体中の全細胞がその発想に拒絶反応して
全力で
違ーーっう!
と
それ、私じゃない。
っていうか6年?経ってこんなこと言われて
この人は私のこと何にも理解してないんじゃないの?
いやいやいやいやいやいや
恋愛中じゃないし、つき合い始めの恋人同士じゃあるまいし
これまでの時間、なんだったんだろうか。
そう、途方に暮れながら
体中の全細胞が私をスルーさせてくれなかった。
そしてわたしは
その違和感をきちんと受け止めて
自己内観の旅へ出ることとなったのだ。