詩/鏡の中、神秘の国へよろこびは大地をかすめるように飛ぶ蝶かなしみは大きな黒い翼をひろげる鳥光と緑のただなかに生を残して高みへとわたしたちを連れ去る鳥かなしみの鳥はとぶ高く 高く苦しみの天使に見守られて亡き人の眠るところまでエディト・ショーダーグラン、十六歳