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山の上に渦巻き?

さて、続きます。

あの日。

お巡りさんに止められて反則切符を切られた私は

ちょっと凹んだものの
友人のお陰で復活。

その矢先にイベントの主催者の方からの連絡が届いたのでした。


「・・・・・・おかしい」

「どうもおかしい」

何がおかしいって



3ヶ月間ずーっと止まったままになってたものが


このタイミングで完結するって
逆にタイミングが良すぎませんかね?



てか、なんで

このタイミングなの\( ̄ー ̄;)

と思いながら翌日

この友人が体調に違和感を感じて受診したお医者さんの話しを掃除の片手間にLINEで聞いていたところ

このお医者さんと彼女が魂友であることが判明しました

もう1人の友人とLINEで盛り上がっていると突然ビジョンが切り替わり、

何故か目の前に戦国時代と
おぼしき風景がビジョンに現れました。

何だろう?


ていうか、なんで私はお掃除していると
メッセージやビジョンがやって来るんだろ(・・;)

まるで合戦のライブ中継を見ているかのようにリアルな光景です。

その場に自分もいるかのような
臨場感があるのに

でも、まるでドラマのワンシーンをスローで見せられているかのようでもあり
(昨年の某大河ドラマのようでもあり)


何が起こっているのかわからないまま目が点

するとその時馬に乗った甲冑姿の1人のお侍が敵陣を真っ二つに切り裂くように刀を振りかざして駆け抜けていきました。

お侍が誰なのかはわからないのですが
眩しい光を背負って馬に乗って駆け抜けて行きます。

足元に敵はいるのですが
誰も止めることができず
矢もかすりもしません。

顔はよくわからないし
誰なのかもこの時はわかりません。

破竹の勢いってこういうことか!
という感じで突き進むそのお侍が乗る馬は毛艶が良く

その姿には神々しささえ感じます。

味方の士気が一気に上がって
敵の雑兵はみんな戦意を忘れて
ポカーンと眺めています。

お侍の目は戦場なのに血走っていなくて
とても落ち着いていることが感覚でわかります。


これ、   誰?

なんか、敵を殺さずとも勝敗を決することができるって言ってます。

これはテレパシーってやつですか?

この時
「もしかしたら・・・」


という名前が浮かびました。


尋ねたら、答えてくれるかもしれない。。。。


思い切って名前を尋ねてみました。


「あなたのお名前を教えてください。
    あなたは、武田四郎勝頼さま?」


「・・・いかにも」


ご、ごせんぞさまー?((((((ノ゚⊿゚)ノ



こんなこと、あるの?


何か聞かなきゃ!!!

と、とっさに感じた私は話しかけます。
(以下、わたし=明  勝頼殿=勝)



あなたが生涯で成し遂げたかったことを教えてください



この国の民が戦に巻き込まれることなく
安らかに暮らせる国を作りたかったのよ

国の長が相まみえることなく共に豊かな国を目指して互いの国を治めることが我らの務めと思うておった

戦いが終れば兵はみな里へ戻り田畑を耕さねば国は滅びる。

それ故に兵を傷つけることなく戦の勝敗を決したかったのじゃ。



何かわたしにメッセージをいただくことはできますか。



よいか。


武田の血を継ぐ者として心得よ。

志を高く持て。
だが、全てを掌握しようとしてはならぬ。

この世は平らかでなければならぬ。

そなたはそなたのやり方で人々の平和と
幸せのために尽くすのだ。

それだけでよい。


そなたの未来に多くの人の願いと想いが
託されておることを忘れるな。


そして自らの幸せも忘れるでないぞ。



またお会いすることはできますか?



このような形で言葉は交わさずとも
想いは通じ合っておる。

そなたは1人ではない。

・・・・・・・
そして私が魂の友と感じる
人達について尋ねてみました。


彼女たちとて同じことぞ。

人にはそれぞれの役割があろう。

かつての世は身分の隔たりがあり
想いを同じゅうしても自由に語らうこと
互いを思いやり共に汗を流すことは叶わぬ世であった。

ここからは想いと志を同じゅうする者たちは智慧を出し合いそれぞれの役割を果たし、互いの力を高めあい讃えあうことができる。


そなたの役割はそこもある。


みなの働きを平らかな目で観るのじゃ。


・・・・・・・・・

そこまでははっきり聞き取れたのですが


その後はもうわからなくなってしまいました。



昔、小学校の頃の宿題で
ご先祖様について調べてくる
という宿題がありました。


その頃まだ元気だったわたしの祖父に
ご先祖様のことを尋ねると


「諏訪四郎っていうお侍さんだったらしいぞ」

というのは今でも覚えていて

でも、その時は名前しかわからなくて

ウチのおじいちゃんも詳しいことは知らなかったようで

その後は細切れに

諏訪大社の神職だったらしいとか

でも、身内でクーデターが起きたらしいとか

何がどう繋がるのかよくわからないままだったのと

私自身も深く調べようともしなかった経緯がありました。


昨年の大河ドラマで武田勝頼が登場して注目されるようになり

同じようなタイミングで諏訪大社のことを調べる流れになり

自分でも調べてみて
ようやく繋がってきたのは

武田勝頼の両親は
父親が武田信玄
母親は当時の諏訪大明神の神職を束ねていた諏訪頼重の娘の諏訪御料人と言われています。

当時、武田から突然攻め込まれた諏訪氏はなすすべもなく頼重は甲府の地で自刃

娘の諏訪御料人は信玄の側室となります。
武田家の四男でありながら
当初は武田の姓を名乗ることは許されず

甲府から遥か遠くの高遠に配置させられたり

元服しても父親の名前を授かることは許されなかったりしたのは

かつての敵に産ませた子供であることを一族が快く思っていなかったからだと言われていますが


信玄の直系の息子たちがことごとく嫡男としての使命を全うできず

結果として四男の頼重が後継者として高遠から召し出されます。

彼は武田家を継いだ後も名前に信玄の字を貰い受けることも許されず

戦の旗印は武田の文様を使う事は許されなかったりと

信玄が自ら決めた不条理に悩まされます。




そして

諏訪大名神という呼び名は
諏訪大社の下社の呼び名であること

何より

私が4つのお宮の中で
居心地の良さを感じるのが
下社であること


今まで宙に浮いていたいろいろなことが
ここで一気に繋がった感じがしました。

諏訪頼重は戦勝祈願という名目の他にも
様々な援助や交流を通して
武田信玄とは同盟関係になりながら

信玄の野望の前に滅ぼされ
(身内のクーデターは信玄に騙された一部の身内がここで起こしていた)

勝頼自身も自分の母親は諏訪氏、父親は母親の仇という

戦国あるあるの典型のような
複雑な家族関係のもとで
自らも数奇な運命をたどる中

自分も戦乱の世の不条理を
なめつくした一生だったからこそ

平らかな世を願って
運命に身を委ねていたのかもしれません。




とか


とは言い難い


あまりにリアルな存在感と
そのメッセージが

にわかには信じがたかったのですが

身体に残っている感覚が
これが夢ではなかった事を
伝えてくれているような気がしたのと

なんだかたまらなくありがたいと思える気持ちが入り混じって


なんとも言えない気持ちが溢れてきて


しばらくの間掃除もほったらかして
お昼前のリビングに1人で座り込んでしまいました



今の時代の私が、当時の人々を思ってみても全てのことを理解することはできませんが

この時受け取ったメッセージは

たとえ幻であっても
今のわたしが前に進むために
背中を押してくれたような

そんな大切な時間だったようにさえ感じた

不思議な出来事であり


癒しの旅の完結はむしろ


はるかこの先で待っているのではないかと


感じられるようになりました。




続きます






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