一人暮らしの母と連絡がつかないので行くと、
亡くなっておりました。
その後、警察の検死や事情聴取、
お通夜に告別式と、
2人姉妹の長女である私は、
喪主でもあり息もつけない忙しさでした。
見るからに自然な死でしたが、
１人暮らしの自宅での突然死となると
仕方がないことだけど、
検死の場合の葬儀の手配は
母を引き取れるタイミングが
はっきりしないこともあって
かなり厄介でした。
お通夜や告別式の問い合わせに対して
はっきりしない状況の説明などに追われました。
その後は、今日が友引ですから、
火葬できるように間に合わせるための
時間との勝負でした。
細かいことを迷う間もなく
進めていかなければなりませんでした。
自分の気持ちと向き合う間もなく
手続きや作業に追われました。
母の表情は、安らかに眠るようでしたので
死因は心臓疾患だけど
苦しまずに逝ったのかなと思います。
ポックリ寺にお参りもしていた母は、
希望通りだったと思います。
でも私は、その２日前も元気だったし
もう母には会えないなんてことを
受け入れられずにおります。
やっと自宅に戻ってまともに眠ると
心も身体もまだ疲れ切っていますが、
ジワジワと胸の痛みを感じ
まだ忙しい方が良かったのかも
なんてことも思ってしまいます。
母をおくりだした後、
帰り道には虹がかかっていました。
母が八十八か所参りや
お伊勢さん出雲さんと
思うところへ何度も
信心深くお参りしたおかげでしょうか？
早くも極楽浄土へと
旅立ったような気がしました。
「すべての世界のいのちが、
平和でしあわせでありますように。」
平和でしあわせでありますように。」
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