ナチュラルファッションとお散歩と。。。

ナチュラルファッションとお散歩と。。。

ナチュラルファッションのお洋服の制作風景と日常生活で出会った素敵なさんぽ道などを写真を交えてご紹介致します。

 

 

 

服作りで面白いのは例えば同じデザイン画を渡されたとしても型紙の作り方で全く違った物に出来上がるし 

生地が少し変わるだけで見た目の雰囲気が変わるし

もっと言えば縫い方でも仕上がりに色が出る。 

 

ステッチの幅とか、糸の太さとか、運針の細かさとか乱れ方とか、たったそれだけのことで

製品の良し悪しにも影響を与えるから奥が深い。。。

それら全てつくり手の意に添えば一つのデザインとして見られるし

そこからはなれれば逆に不良品に見られたりもするかもしれない。

 

なので同じ様に並んだ商品とか前に見た様な服をちょっと意識して見てみれば

たとえ変わってない様に見えたとしても実は・・・

それぞれが作り手の意図を反映していてその他のモノとは違うんだなって思わされる事もあったりするかも。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の場合はまず生地から決めて製品つくりを始める事もあるし

デザインから入ることもある。

デザインを決めたのに他に面白い生地見つけて「この生地使いたい!」

ってなると又一からやり直したりする事もあるし、結構バラバラ。

 

バラバラに見えてもその中で「核」みたいなものが無いと本当にバラバラになっちゃうから

そこは気を付けないと…といつも思う。

最近自分の中でそれがちゃんと定まっていたのか?

支えるべき支柱が弱くなってやしないかとちょっと、、、不安にもなっていたので改めてしっかりと考えてみた。。。

 

「見つめ直す」というのは定期的にやる方が良いらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

本当に作りたいのは何なのか?とか

誰に届けたいのか?とか

届いた人にどんな気持ちになって欲しいのか?とか。

 

考えれば考えるほどう〜んって頭の中が煮詰まる感覚。

という事はもっともっと明確にしなくちゃいけないってところがあるって事か・・・?

なんて、色々と考え直す部分も見つかって収穫。

 

なんというか、カッコつけて言えば進みたい方向の道がより舗装された…みたいな気持ち(笑)。

久しぶりにじっくりと腰を据えて考え直した気がする。。。

 

 

いう事で、服作り頑張りますよっ!

 

では

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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九州地方から梅雨に入って

気が付けば関東〜東北でも梅雨入りしたみたいですね。。。

 

 

 

 

 

 

 

これからジメッとした空気がしばらく続くんですね。

気分も憂鬱になるなぁ・・・と

言いたいところだけど昨今の晴れの日の暑さと湿度の高さを考えたら

この天気の方が気温も幾分か下がって何となくかもだけど涼しさも幾分か感じられるし

結果的に晴れの日よりも快適なのかも?なんて思います。

 

ただ、濡れる事を想定した服装とか

かさを持ち歩かないといけないだとか

普段のルーティン以外のことを考えなくちゃいけないのは地味に面倒くさい。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなグレイがかった気持ちに日が差す様なことをあげるとすれば

今は丁度紫陽花の季節だと言うことでしょうか。。。 

このブログを昔から読んで下さっている方なら(いるんかい?そんな方)

自分が結構紫陽花好きだと分かる人もいるのではないでしょうか。

 

正直、うん・・・かなり好きです。

 

日本には季節ごとの代表的な木々や花があると思いますが紫陽花は春・夏・秋・冬のどれなんだろう?

春は桜が最強すぎて不動の4番みたくなってるし

夏はひまわりとか朝顔?

秋はモミジとかコスモスになるのかな?

冬って事は無いだろうし

丁度春と夏に挟まれて意外と目立ちにくい存在になっている様な。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、梅雨特有の滲んでくすんだ景色の中に

雨でお化粧した艷やかな紫陽花は唯一無二の輝きをはなっているんですよね。。。

個人的には「妖艶」という言葉が似合う花(実際は葉っぱなのかな?)だと思います。

晴れの日よりも何故か雨とか曇りの日の方が映える気がするのは

このなまめかしいまでの気品さがそう感じさせるのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

「紫」という色は昔はとても貴重な色だったようで

今でこそ紫に染めようと思えば手軽に出来るようになりましたが

当時は貴重な紫草の根を大量に抽出しなくては染める事が出来なかったらしいですね。

なので一般の人ではなかなか手に入らず、ある程度位の高い方しか身に付けられなかったみたいです。

だからこそ今でも紫の持つイメージ=高貴という雰囲気を持っているのかもしれません。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

あえてこの為にわざわざ・・・はちょっと面倒に感じるかもしれませんが

雨のなか、カメラ片手にお散歩に出掛けるのも案外いいかもしれませんよ。

普段の景色がちょっと変わって見えるかもしれません。

自分もこの時期だからこその行きたい場所が有るんですけど……行けるかな?

 

では

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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後ろを振り返ることって一度や二度、あると思います。

片付けして偶然見つけた昔の雑誌。

もう20年以上前の本でその当時流行っていた物や事柄が載っていて

その時自分はどうだったかを振り返って懐かしむ。。。

 

奥に仕舞い込んでいた革の財布。

もうずいぶんクタッとしていて手入れが悪かったせいもあってか

水じみが出来て見た目もなんだかボロボロに見える。

なので新しい革財布を買って使っていたのですが

ふと久しぶりに前のを取り出してみたら

今ではいつの間にかそっちの方を使っている。ボロボロなのに(笑)。

 

愛着ってすごい。

 

 

 

 

 

 

 

 

服のデザインを考える時、

昔作ったものを見返して考える。

この色と、この色で今度作ってみよう!とか

ここをこうすればもっと着やすいかな?とか

大胆にこの部分を変えてみよう・・・とか。

 

頭で考えたものが形になり、それを元に変化を加えようとしている分、

リアリティーがあってより前向きなものが出来る気がする。

 

なので、部屋の中には過去に作った表に出さなくなった物を飾る様にしております。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

で、カーブ定規が壊れたというお話。

誤って真っ二つに折ってしまった。。。

泣く泣く買い直し。

 

昔、知見を広めるために立体裁断の教室に通ったことがあって

そこでのオリジナル定規として売っていたもの。

この定規はカーブ線を使う時はもちろん、直線にも、キツイカーブ線を引く時にも、

さらに分度器機能も付いているスグレモノ。

 

実際には直線は直線定規を使っていて、分度器は分度器単体の物を使っているのだけれど。

でも何故かカーブ定規は他のメーカーの物では無くここのをずっと使ってた。

これは愛着とかではなくって単純に自分にとっては使いやすかったから。

 

パターン(型紙)を書く人って色々なタイプがいるらしく

カーブ定規は使わないで意地でも直線定規で引く人や

その用途に合わせて道具を変えている方や

自分のように固定して使っている人など様々。

 

結局は素晴らしいシルエットのパターンが出来ればどれ使っても良いんですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

立体裁断の授業は楽しかった。

学生向けでは無く社会人専門の学校なところもあって周りはみんなほぼ経験者。

様々な理由で通っているんだろうけど

その人達から色々な刺激をもらえたし真剣さが伝わってた。

 

先生も自分の知っている事は包み隠さず全部伝えたい!っていう方だったので

間違えたら厳しかったし、出来たらしっかりと褒めてくれる。

 

どこかの会社に入って、社会人として過ごしていくと褒められることはそんなに多くは無くなってしまうのですが

だからなのか、褒められるとすごく嬉しかった。

 

今でこそ海外にバンバン渡って・・・というのが当たり前だけれど

当時は結構狭き門だったのではないかな?と思う。

そんな時代に先生は海外に渡って立体裁断を会社に入って学んできたらしい。

 

そこでの苦労話や海外での暮らし、そのアトリエに勤めて学んだ事はどんなに素晴らしかったか?などを

ちょっとした休憩時間で話してくれたのも楽しかった。

 

逆に当時の日本の服飾業界の事においても言及していて

駄目なところをキッパリと言っていたのを思い出す。

 

これは避難とか悪口を言いたかったという訳ではなくって

日本が駄目で海外が優れている、という事が真意でもなくて

だからこそ変えたいが為に教室を開いたんだってことに繋がっていくのだけれど

真剣に教えているのはそういう事なんだなって気付いた。

 

もう、亡くなって10年以上経つんだな。。。

この定規を見る度にあの時の授業が思い出される。

 

では

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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