自然農の川口由一さんの、本だけでなく、DVDもあるのですね。
今年、自然農的なご縁で、1年間自然農法の畑を立ち上げられた方に、貸していただきました。
最近、刈った草のこととか、一向に大きくならないタマネギの苗のこととか。無肥料無農薬を貫こうとして3年経つ畑作りに、不信感が生まれつつあったのですが。このDVDを観たおかげで、また原点に戻ることができました。
ドキュメンタリー映画で。自然農的な癒しの作品でした。
内容などについて、つらつらと書いてみました↓
川口さんは、田畑を耕さない自然農法をされています。
近年、ブレブレになっていた私の畑作りに、有益な内容でした。
なぜ耕さなくても大丈夫かというと。刈った草を、土に置いて、それを積み重ねていくからです。
田んぼの土の上には、刈った草を積み重ねてできた「亡骸(なきがら)」という層があり、それが、土とも違うし堆肥とも違うような存在で。手に取って絞ってみると、スポンジみたいに水が出てくるという、すばらしい保水力。
この亡骸の層には栄養もあって。だから、土を耕さず、亡骸の柔らかい層に苗が根を張り、栄養を吸い、自然のペースで育っていくという。なんて自然派
私も、亡骸の層を目指して、畑に、刈った草を積み重ねていきたいと思います。