ココロのメガネ屋コーチ ミキです。
仲間の自発的な行動を育てるリーダーをサポートするコーチをしています。
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ブログに来てくださって
ありがとうございます。
お勤めしていたころ父の訓示をよく聞いていました。
仕事の価値観は20代のころ
父から譲り受けたものが多いです
そのうちの一つをご紹介したいと思います。
＊＊＊
みきちゃんええか
人を育てるのは
愛情がないとあかんで
仕事には厳しく
人には優しくやで
仕事にはな
なんぼ厳しくしてもええ
けどな
人には優しくないとあかん
その辺をよう分かってない人が
上に立つと大変なんや
社員に好かれようと思って
勘違いするねん
注意せなあかんときに
よう注意できへん人がおる
そうなったらもう、
統制は取れへんのや
みんなメイメイ
好きなこと始めるから
そういうチームはダメになる
せやからあんた
店長目指すんやったら
その辺のことは
よう考えなあかんで
+++
店長になる随分前に言われました
私は厳しい次長でした
（次長って店長の次の立場です）
当時の店長からは
総スカン食らってると
言われたこともありました
「みんなが松下と同じようにできないんだから。
もっと周りの能力に合わせてあげないと」
そんな風に言われて
「そんなことしたら全体の能力が下がるじゃないですか！」
と、反発したことがあります
今では当時の店長の
言わんとすることはよくわかります
けれど単細胞の私には
気づけませんでした。
そして「総スカン食らっている」という想いは
さらに自分を孤独に追いやるのと同時に
それでも大切なことを大切にし続ける力と
前進する力強さを育ててくれました。
確認すればよかったのでしょうが、
「私のこと嫌ってる？」なんて
怖くて聞けませんでした。
店長になってから5年ほど経ち
会社でアンケートがありました
「あなたがほめてあげたい人は？」
数日後、
私の名前とほめてくださっている理由が
書かれた紙がたくさん届きました。
家に持ち帰り、
何度も何度も読み返して
一人で泣きました。
救われた思いでした。
凝り固まった孤独と肩の力がスーッと
溶け出していくような感覚でした。
今でも大事に
実家に保管しています。
関係性だけを重視して
その場しのぎで関わるのではなく
全体の未来を思って関わることは
結果として良い未来がやってくる
それが私の愛情表現であり
いつか必ず伝わると感じたことでした。
店長になってから心理学を学び
個性に合わせた関わり方をやっていくうちに
「総スカン食らっている」なんて感じずに
関わることができるようになりました。
自分の軸の持ち方と出し方
大事にしていただきたいなと思います。
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＊＊＊プロフィール＊＊＊
松下並樹まつしたみき
ココロのメガネ屋コーチ
大手眼鏡店にて23年従事
店長、接客指導を担当
人の指導に難しさを感じ心理学に出会う
2015年「ココロのメガネ屋」を開業
離職の相談で定着率アップをサポート
対人関係、病気、仕事、恋愛、
生きる目的を探しなど、
様々なご相談をサポート
セッション延べ2500時間以上
2021年 山梨県北杜市に移住
自然と共生し
手作りの暮らしを開始し現在に至る
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