「年齢のせいでしょうか?」
広島に来てから、この質問を本当に多くいただくようになりました。
40代・50代の女性を中心に、
髪が急にパサつく
ツヤが出なくなった
まとまらない
カラー後すぐゴワつく
という相談が非常に増えていたのです。
最初は私も、多くの美容師と同じように「加齢による髪質変化」だと考えていました。
しかし、ある違和感がありました。
それは——
自分自身の髪まで急激に悪化したことです。
■ 広島に来てから起きた異変
私はこれまで大阪・下関・北九州で美容師として働いてきましたが、広島へ移住してしばらくすると、明らかに髪質が変わりました。
乾燥しやすい
手触りが硬くなる
カラー後のダメージ感が強い
生活習慣も薬剤も変えていないのに、髪だけが変わった。
「これは地域特有の要因があるのではないか?」
そう考え、水について調べ始めたことがすべての始まりでした。
■ 広島の水は“極度の軟水”だった
調査の結果、広島の水は硬度約15mg/Lという**非常に軟らかい水(極度の軟水)**であることが分かりました。
軟水は一般的には「髪に優しい」と言われます。
しかし実際には、別の側面があります。
それは、
浸透しやすすぎるという性質です。
水が髪内部へ入りやすいということは、同時に——
塩素
金属成分(鉄・マンガンなど)
も入りやすくなる可能性があるということです。
■ 軟水+塩素が起こす髪への影響
水道水には衛生管理のため塩素が含まれています。
極度の軟水環境では、この塩素が髪へ浸透しやすくなり、
キューティクルの負担増加
酸化ストレス
水分バランスの乱れ
を引き起こす可能性があります。
さらに専門家の見解では、広島では鉄やマンガンの酸化も髪へのストレス要因になり得ると考えられています。
つまり、
年齢だけが原因ではなかったのです。
■ 実際に行った対策と変化
まず自宅のシャワーを、塩素除去率の高いカートリッジ式シャワーヘッドへ変更しました。
すると約半年で、
パサつきの軽減
手触り改善
ツヤ感の回復
を体感できました。
サロンのお客様にも同様の対策を提案し経過を観察したところ、最短6ヶ月で大きな改善が見られるケースが多く確認できました。
■ 髪は「施術」だけでは変わらない
美容室では薬剤やトリートメントを重視しがちですが、実際には
水環境
日常ダメージ
生活習慣
が積み重なって髪の状態は作られています。
そのため当店では、施術だけでなく「日常環境」まで含めて髪を設計することを大切にしています。
■ もし広島で髪の変化を感じているなら
最近こんな変化はありませんか?
昔より髪が広がる
トリートメントが効かない
カラー後の持ちが悪い
それは年齢ではなく、環境要因が重なっているサインかもしれません。
まずは、ご自宅のシャワー環境を見直すこと。
それが最もシンプルで効果的な第一歩になります。
髪は正しい原因にアプローチすれば、年齢に関係なく変化していきます。
広島という地域環境を前提に、これからも髪を本質から整える方法を発信していきたいと思います。

年齢による変化だけでは説明できない髪の悩みを感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。
その場だけでなく、通うほど扱いやすくなる髪づくりを一緒に考えていきます。