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阿蘇旅最終日
やってきました、
asoうぶやまキュッフェさん
7月に続いて2度目の訪問です
ご夫婦二人で営まれている
週末のみオープンの小さな小さなお店。
平日は自分達の畑で野菜作り、
土日のみのオープンです。
お料理は、自家菜園の、もちろん無農薬の野菜と
シカやイノシシなどのジビエ料理を使った
ジビエの肉料理のコースか、
オーガニックパスタのコースの２種類のみ。
小さなお店で席数も少ないので
お食事もカフェも必ず要予約、
しかも、電話ではなく、
facebookかインスタのメッセージからのみ
という、お伺いするのには
とてもハードルが高いお店ですが、
それにも理由があって。
行かれてみたらわかります。
見た目もとても美しい前菜プレート。
自家菜園の普段まずお目にかかる機会のない
在来種、あるいは古来種などの
希少種のお野菜をたくさん育てられています。
普段から、そういった野菜を通販で定期購入しているのですが、
こちらには、初めて目にするお野菜がたくさんありました。
まだ夏野菜のスペシャルきゅうりも健在で
これが最後というところだったようですが、
今年、もう一度味わえてよかったです。
実は、キュッフェさんのお野菜は
夏の訪問の後、何度か通販で送ってもらっていました。
スペシャルきゅうりは、スイカを超ミニミニにした
とても小さな小さなきゅうりなのに
味は濃くて、とても存在感があります。
同時に、最近の味のないきゅうりと違って
きゅうり本来の持つ酸味も強く
この酸味がどうしてもダメだという方もいらしたようで
相方がもったいない、もったいないと何度もこぼしていたぐらい
私達は、大好きなきゅうりです。
この写真だとわかりにくいので
夏に訪れたときの写真を。
写真のちょうど真ん中の緑色した楕円形の野菜
黄色プチトマトの脇にあるのがスペシャルきゅうりです。
お花も色々使われていて
もちろんそれも食べられます。
夏に訪れたときは、オクラの花でした。
塩で味付けしてあってこれがまた美味しい。
ひとつひとつ、解説をしてくださるのですが
いつも右から左へ流れてしまって(;'∀')
帰る頃には忘れてます。
そしてスープは、黒大豆の枝豆スープ
こちらも濃厚で、とても深い味わい。
黒大豆の枝豆、大好きなんです。
通販で取り寄せたいと思っていたのだけど、
連絡しそびれている間に
終わってしまって残念だったと言ったら
次は、収穫出来たらご連絡しますね！と言ってくださり、
来年、楽しみです。
お皿の上に乗っている細長い棒のようなものは
自家製のグリッシーニ
って何ですか？って夏に初めて頂いたとき
？？？でいっぱいでしたが（笑）
イタリア生まれのスティック状の細長いパンのようなもの。
パンというと、食べたら違うだろ！ってなる。
食感がね、硬いから。
クラッカーのようなものって
グーグル先生で調べると出てくるけど、
クラッカーとも全然っっ！！！違う！！！
サクサクッじゃなくて、ボリボリ硬い。
そして噛めば噛むほどに味が出てきて
私も相方もこれも大好き。
オーガニックパスタコースのお肉は
今回は鹿肉でした。
鹿肉がこ～んなに美味しいとは。
そういえば、鹿肉って初めて食べたかも。
ちなみに夏はクリームパスタでした。
こちらは、ジビエのお肉コース。
それぞれ一つずつ頼んで、
半分ずつ提供して頂きましたが、
お肉のコースは、一人前がワンプレートで出てきます。
前回と同じく、こちらは猪肉ですが、
今回は、ロース肉モモ肉でしたが
前回のお肉よりも
柔らかく、そしてまた同じモモ肉でも
部位が少しずつ違う３種類があり、
それぞれに味わいが違っていて
特に相方は、少しレバーっぽいところが
とても好みだったと。
半分ずつ取り分けたところ
夏はお肉が大きな塊で二つ、どどーんと
夏も同じく、お肉コースと
オーガニックパスタコースを一人前ずつ
半分にして頂きました。
そしてデザートのプリンに、
ドリンクは今回もコーヒーを。
コーヒーの写真を撮り損ねていたので
夏のときの写真です。
シェフが好みを聞いて下さって
それに合わせて、数種類の中から豆を選んで
その豆にあった抽出方法で淹れてくれます。
普段、カリオモンズコーヒーの
浅煎りでフルーティーな
コーヒー豆の持つ果実らしい香りを
楽しむことの多い私たちは、
今回もフルーティーな豆をお願いしました。
キュッフェの奥様は、元々は東京の方で、
東京でお店をされていたそうです。
そして、結婚して熊本へ。
熊本市内でご夫婦で営まれていたレストランを
熊本地震後に閉められて
３年前に産山村へ移住されたということで、
その辺りのお話や
お二人の料理や野菜作りに対する思いなど
色々と聞かせて頂きながら、
あっという間に時間は過ぎ、
気付けば２時間をとうに過ぎて。
美しく、そして身体中に染み渡るような
あたたかく力強いお料理と
ゆったりとした時間の流れの中で
エネルギーチャージとでもいうのでしょうか
生きていくエネルギーを蓄えられるような
最高のひと時を過ごすことが出来ました。
色々お話させて頂いて
あ、シェフってもっと寡黙な方なのかな
って勝手にそう思っていたのですが、
お料理のことを語る姿は、
とても楽しそうに瞳がきらきらと輝いて
あ、こんなに色々話して下さる方なんだなって
きっと、今、本当に自分がやりたかったこと、
大好きなことを、されているからこそ、なのかなって
改めて自分達は、どうだろう、
本当にやりたいこと、
自分がやりたいこと、
やれているだろうか。
楽しめているだろうか。
そんなことを考えさせられたりもした
阿蘇旅最終日でした。
影響力のあるブログとは思っていませんが、
もし、万一、仮にでも、そんな方がいらしたら、
必ず、asoうぶやまキュッフェさんの
facebookかインスタグラムを見られて
お料理の内容や場所、空いている日時を確認して
必ず予約をされてから行かれてくださいね。
から、facebookページ、インスタグラムにも飛べますので