今年も、カノコユリの咲く季節になりました。
白地にピンク色の斑点が可愛らしくて
大好きな花です。
ユリの女王とも呼ばれ純白で大きく美しいカサブランカは、
江戸時代に、ドイツ人医師シーボルトがこのカノコユリの球根を
ヨーロッパに持ち帰って品種改良を行い、
生まれたものだそうですね。
そして、国内では絶滅が危惧されていますが、
佐世保市では、南九十九島一帯、
世知原町・吉井町・里見町など
海岸から山地まで、局所的に広く生育していて、
個人的に、毎年必ず見に出かけているのは
世知原や、弓張岳に上る途中の崖地です。
また、国内で自生しているのは、
九州の、主に薩摩半島、熊本・福岡・長崎県沿岸部と
四国の愛媛、徳島県の山間部ということで、
関東に居た頃には見たことがなかった花でした。
(園芸品種は関東にもあり)
そんな貴重なカノコユリ、
時期になると、世知原辺りの産直所では
切り花で売っていたり、球根も売っていたりしますが、
うちの庭に植えたものはダメでした。
かなり生育場所の好みがあるような感じがします。
アゲハが吸蜜にきていました。
↑2枚、白い斑点があって
胴体にも白い斑点があるのが
モンキアゲハで、
↓のはオナガアゲハかな、と思います。
どちらも、警戒心が強くて
カメラで狙うとすぐ逃げてしまうし、
車が通りかかると
やっぱり逃げていってしまうので
たくさん飛んではいるのだけれど、
なかなか撮れなくて、
お花を遠くから望遠で狙っているときに
たまたまズームインしてきたので撮れた
貴重な写真でした(;^ω^)
今週は、急遽火曜日の仕事がなくなって
予定外の3連休になり、一日余裕が出来たので
7月最後の今日は、
庭仕事と、写真撮影と、暑かったけど、
外仕事&外遊びに精を出した一日でした。