腸壁が厚くなると内腔は狭くなっていきます。硬く狭くなった腸の内圧は高くなりますが、
動物性蛋白に加えて脂肪も大量に摂取して腸周辺の脂肪層が厚くなるのでさらに腸壁
に圧力がかかります。
こうして腸内の圧力が高くなると、中から外に向かって粘膜が押し出されるという現象が
起こります。この現象が憩室と呼ばれるポケット状のくぼみを作り出します。
こうなるとただでさえ量の少ない便は腸の中を進むのが難しくなります。その結果、腸の
中に長く停滞する停滞便(宿便)がたまってきます。その停滞便は腸壁にこびりつくように
溜まるのですが、そこに憩室があれば、そのポケット状のくぼみに停滞便が入り込み、
さらに排出されにくくなります。
憩室やひだの間に溜まった停滞便は毒素を発生し、その部分の細胞に遺伝子変化を
起こさせポリープを作り出します。そしてポリープが成長し、ガン化していくのです。