こんばんは
おぎのちかです
さて今年ももう終わりなので
ちょっと振り返ってみようと思います
実はこの一年
食と真剣に向き合ってきました
それでわかったのは
原点に立ち返ることの大切さでした
現代の食生活は
利便性や嗜好性に重きをおいて
私たちが日本人であることが
おいてけぼりになっています
コンビニやスーパーに溢れる
添加物だらけの食品は
見栄えが良く日持ちがするので便利
あたりを見回せば
お砂糖たっぷりのお菓子やアイス
油まみれの洋風のお惣菜
季節感のない
農薬だらけのお野菜たちに囲まれていて
ただ生活しているだけなのに
とんでもなく
不自然な食生活になってしまっています
私はこれまで何が危険かなんて
考えもしませんでした
ただ
めんどくさいから
便利だから
美味しいから
という理由だけで食品を選んできました
でも
食養を学んで
その歴史や背景など
いろんなことがわかって
私たちは日本人であること
そしてその遺伝子は
短期間で変わるものではないことを知り
今どれだけ自分が
日本人の体質に背いた
食生活をしているのか
ということに気がつきました
何事も原点に立ち返ることが大事
私の体調不良も
もともとの体質に背いた食生活が
招いたのだとすれば
本来あるべき姿に
戻せばいいのだと思いました
それで
ひとつひとつ改めて
めんどくさい、を封印して
昔の知恵をお借りして
丁寧に向き合ってきた結果
体調にも変化を見せて
食のありがたみを
日に日に強く感じています
自然はいつだって
私たちを生かそうとしてくれているのに
そこに目を向けてこなかったばかりに
自ら間違った選択ばかりしてきてしまった
知識があれば
家庭の台所にあるもので
症状の緩和ができるし
病気の予防もできる
病気を招いたのは
外的な要因もあったけれど
それを悪化させたり治せなかったのは
自分の知識不足と
病院や薬に頼ってきた依存心で
自分の健康は
自分で守らなくちゃいけないということに
今更ながら気づいたのです
医者が病気を治してくれる
なんて思っているうちは絶対に治らない
これは人生経験ではっきりと学びました
医者が力になれるとしたら
自分自身で治そうという
強い思いがあってこそです
食と向き合うことは
生きることと向き合うこと
めんどくさかったお料理も
楽をすることばかりだった考えを改めて
レンジは使わずきちんと火を使う
時間がかかっても丁寧に作る
そして
誰に対しても
丁寧な言葉遣いをして
丁寧な対応をして
丁寧に生きる
忙しいからやらないのではなく
忙しいからこそやる
そうしていると
仕事や私生活の充実度が上がる
穀物を食べることで直感力が高まったり
血糖をコントロールすることで
メンタルが安定したり
ひとつひとつの分野はバラバラに見えて
すべて繋がっているのだと思いました
食養とは体を健康な状態に戻すことですが
生き方そのものを
より良い状態に導いてくれる
素晴らしい知恵だと思います
何かに躓いたり
どうにもならなくなった時は
原点に立ち返ること
そこに必ず答えはある
これが
この一年食と向き合って得た気づきです
カウンセラーとして
こころと食の関係性はとても重要
もっと広く
もっと多角的にアプローチできるように
来年も精進したいと思います
今年一年お世話になり
ありがとうございました
良いお年をお迎えください
