子どもの頃、いつも楽しみにしてた「りぼん」の付録。

可愛いシールは机の引き出しにしまっておこう、いつか使う時のために。

 

いつか痩せたら、私もあの子みたいにミニスカート穿こう。

夏にはデニムのショートパンツで海にも行きたいな、もっと足が細くなったら。

 

テレビドラマでよく見るお洒落なOLさん。仕事終わりには合コンに行って、

「ちょっとお化粧直ししてくる」とか言ってみんなで作戦会議。

いつかは私もあんな綺麗なお洋服を着て働いて、素敵な恋をするんだろうな。

 

 

・・・その「いつか」っていつ?

 

大事にしてたシールは引き出しの奥に眠ったまま色あせて

気づけば私は中学生になってた。

特別太っていたわけでもないのに、ミニスカートには挑戦できないまま

あっという間に10代が終わった。

就職してからは目の前の仕事に追われて疲れきって、だんだんお洒落をするのも面倒になって、友達に紹介された人ととりあえず付き合って。

 

未来の素敵ないつかのために、今はとりあえず我慢する。

そんな“とりあえず”だらけの毎日を送ってるうちに

本当に素敵だと思うものは敢えて選ばず“あとのお楽しみ”にする癖がついちゃって

気づけば身のまわりは二軍のものばかり。

いつしか自分の好きなものが分からなくなって、

「私好きなことがないからな」なんて言うようになっていました。

 

世間体もバリバリ気にして、

友達とか他の人なら、どんな生き方をしていても「そうなんだ」って素直に受け入れられるのに、

なぜか自分のことになると「早く結婚しなきゃ」、結婚したら「早く子ども産まなきゃ」って、それからじゃないと自分のしたいことはしちゃいけないみたいに思ってた。

焦って焦って、婚活頑張って、妊活頑張って、今度は早く2人目を…って。

その他のしたいことはそれからだ、先にやるべきことをやらなきゃって

謎のTO DOリストに追われて、人生楽しめてなかったなって反省中です。

「今を生きろ」って本とか歌とかいろんなところでいろんな人が教えてくれていたというのに、せっかくのありがたい助言もさら〜っと聞き流しちゃってて勿体ないことをしました。

 

正直なところを言えば、早く2人目を…のTO DO呪縛wからはまだ逃れられていないですが、私が長年温めに温めてきた“未来の素敵ないつか”は、今!

今を生きることに決めて、宮本佳実さんが言われている「魂ピカ」なるものを

少しずつ、本当に少しずつ実践中です!

私の曇りきった魂でもちゃんと磨かれていくのかな…?

変化を感じられる日が楽しみです(^^)