*個人的な解釈なので、最終的にはあなた次第ということを踏まえてお読みください。


テニスの王子様といえば、メディアミックスが多彩な事で有名ですね。原作(完結済の全国大会までの42巻と、現在連載中の新テニ27巻)、アニメ、映画、キャラソン、テニミュ、テニフェス、ドキザバ学プリなどの乙ゲー、それ以外のゲーム、現在配信中の音ゲーであるテニラビ、等々…。それ以外にも、ツイッターやイベント会場でもみかけているかもしれません。

また、アニメは見たけどキャラソンはあんまり聞いてない、とか、
原作メインだからテニフェスとかテニミュはよくわかんない、とか。色々な方々がいると思います。
テニプリのファンは「これら全部を熟知している」という方は逆に少ないと思います。20年目のジャンルですから笑

なので、「この中の1つを通ったことがある」人でも、テニプリのファンでいいんじゃないかなーと思います。
つまり、「入り口はどこでもいいし、メインとするのもどれでもいい」と思っていただければ大丈夫です。

テニプリは20年前から追いかけてる人、15年前からハマった人、10年前に知った人、5年前に読み始めた人等、沢山いると思うので、その時に有名だったものから入るのも普通だなーと思います。出戻りの方も沢山居るジャンルです(私もそうです)。


と、いうことを踏まえて。
テニプリは何からハマってもいいし、全てを知り尽くさなくても問題ない界隈だということを知っていただいた上で。
それでも「全部を見た人のオススメの順番があれば知りたいな」という方に向けて、ご説明してみたいと思います。

違う順番でハマった方もいらっしゃると思うので、その方も「ふーんこういう解釈があるのね」くらいの気持ちで見ていただければ幸いです。
それでは行ってみましょう!

*私的お勧めテニプリのはまる順*

①原作
②アニメ
③映画
④キャラソン
⑤テニミュ
⑥ゲーム
⑦テニフェス


順番としては、「これを見てからの方がこれはより面白く感じるよ!(個人的意見です)」という、テニプリの軸になる要素が先に来ています。
では原作から、どんなものでどんな魅力があるのか簡単に解説していきましょう。

①原作

まず原作から。作画が綺麗でリズムが良くて、スポ根なのでサクサク読めます。1回目はメインどころ(主に試合をしている選手や、試合の流れ等)を見て、2回目に細かいところ(小さいコマの「このセリフ話してるキャラは誰かな?」と考えたり、すごく小さいコマに写ってるキャラの中に推しを探したり)を見ると楽しいかなと思います。
原作超面白いです。これからテニプリにはまれる人凄く嬉しいです。ネタバレとかできるだけ探さずに、誰がどうやって勝つか楽しんで見ていただきたいです。


②アニメ

声がつく!動く!色がつく! アニメという文化は最高ですね…。
どのジャンルにも言えることですが、やはり白黒声無しで漫画を読んでからアニメを見ると、「こんな声なんだー!」となるので楽しいです。おススメです。声による迫力とか雰囲気が出来るところとか最高ですよね。
アニメは量が半端ないので、常に力を入れすぎず、好きなところだけ見たりながら見したりするのもアリだなと思います。


③映画

漫画がすでにテニスの域を超えているんですが、映画だともっとすごいです(褒めてます)
映画は二本あって、『劇場版 テニスの王子様 二人のサムライ The First Game』(同時上映の劇場版 テニスの王子様 跡部からの贈り物 ~君に捧げるテニプリ祭り~も最高です)と、『劇場版 テニスの王子様 英国式庭球城決戦!』があります。

先日、テニプリよくわからないけど「英国式庭球城決戦」を見たって言う人の話を聞いたのですが、「テニスって怖いですね」って言われたのが面白かったです。突然石のボールをぶつけ合うようになったのではなくてですね…。原作を見ていただければ変遷がわかると思います…。みたいな説明の難しい状況になって大変面白かったです。正直「二人のサムライ」だってどう説明したら良いかよくわからない映画ですけど(褒めてます)。
映画は原作未履修ファンには刺激が強すぎると思うので、まずは原作かアニメからお勧めするのが良いかと個人的に思います。
原作踏まえたらとっても胸熱で最高の映画なのですよ!笑


④キャラソン

原作を見てからの方がいいと思います。じゃないと真剣な試合で「真夏のマヨネーズ」とか「像さんのすきゃんてぃ」とかが脳内で流れ出したらもう笑っちゃいますからね…。

テニプリは神曲が多いです。ここでは語りつくせないと思うので後日別に記事を作ろうと思いますが、それもそのはず。テニプリは800曲を超えています。正確な数を把握している人が何人いるのかわからないレベルで出てます。

比較的キャラソンは聴きまくるタイプですが、テニラビで「この曲初めて聴いた」となることが私もまだまだあります。キャラソンに興味のある方は是非ともテニプリのソシャゲ「新テニスの王子様 RisingBeat」を始めてみましょう。


⑤テニミュ

顔のいいお兄さん方が、質のいいコスプレをして歌って踊ってくれるミュージカルです(極論)。
これは本当にやばいです。オススメのハマり方としては、最初からTDCとか青年館に行くよりも、友達に借りるとかアマプラやギャオ!で見る等した方がいいと思います。ワンクッション置かないと死んでしまう。凄すぎて。

アニメを先に見てる人は、声が違うこととかキャラソンではないテニミュの歌とか、2.5次元とか、ハードルがいろいろあると思います。
でもとりあえず見た方がいいです。歌って踊ってる推しを見ると感動で涙が出ます。数回見れば「現実にいたとしたらこういう声なのかな」とかよくわからない理屈が浮かぶので、大丈夫です。
なによりベンチで頷いたり、水飲んだりして生きてるキャラを見ると感動で死んじゃいます。い、生きてる…。

ハードルが高いなって思う方はテニミュクラスタを見つけて作法とか教えてもらうと良いと思います(体験談)。



⑥ゲーム

乙ゲーと音ゲーがこんなに有名なジャンプの漫画は他にないと思います。

ドキザバ・学プリがプレ値ついてるのもしょうがないなって思うくらいの、高クオリティ絵と、フルボイスストーリーです。必死になれば友達が一人くらい持ってると思うので、推しキャラだけやってみましょう。推しじゃないキャラをやろうとすると、キャラを落とすどころか私が落とされます。

PS2版の学プリの幸村くんは隠しキャラで、立海全員をクリアしないといけなかったので、(姉がクリアしていたプリガムレッドを除いて)立海キャラと恋をしたのですが。まー立海箱推しになりましたよね。怖…。

そろそろ音ゲー(新テニスの王子様 Risingbeat)の方に参りましょうか。

こっちはフルボイスではないです。しかしアニメに絵柄をすごいよせてくれているので、抵抗なくプレイできると思います。また恋愛要素もほぼなしのストーリーなので、女性向けということもないです。度々電車でテニラビをプレイしてる男性の方を見かけるので、そういうゲームだと思っていただければ。

テニラビはただキャラ同士が会話してるだけでやばいです。テニス以外をしているキャラを見れる!公式絵で!そしてちょっと喋ったり(「ちーす」とか「ああ」とかの登録された汎用性の高い言葉や決め台詞のみ)するんですよ。やばいですよ。私は推しキャラがほほ笑んだり腕を組んだり腰に手を当てるだけで「ヒエッ…」って言います。

テニラビのイベントストーリーでは、キャラが合宿所で春夏秋冬を過ごすところが見れます。最高です。テニプリキャラの日常が見たい方にとてもおススメです。
そしてストーリー回収も、テニラビはリズムゲームでありながら「オートチケット」が貰えるので、上限5枚を数日使い切れば余裕で回収できます。

是非一度、テニラビをプレイしてみましょう!


⑦テニフェス

声優さんが動いて歌って喋ってくれるイベントです。胸熱。やばい。20年近く私たちと一緒にテニプリを応援し支えてきてくれた声優さんたちの思いを聞ける…やばいです。
声優さんの顔を見ることに抵抗のない方向けですね!私も最初はびっくりしました(この人女性だったの!?とかあると思います)。



以上、簡単にテニプリの多くあるメディアミックスについて語ってみました。

正直なところ、好みとか色々あるので、全部好きでいるって難しいと思います。好きなところだけ触れるのでも、十分楽しいます。
ただ個人的には原作本当にオススメなので読んでほしいです。全国大会決勝戦第五試合が本当にエモい。からの新テニでのみんなの活躍にすごく感動する。

新テニはそういえば読んでなかったなーとか、キャラソン聞いたことないなーとの方々も、これを機にちょっと挑戦してみてくださると嬉しいです。

それでは長文なりましたが、テニプリを楽しんでくれる人がより増えますように。