りくちゃんが10歳の誕生日を迎えた頃、
遠い先になることを祈りながら、
したいと思っていたことがありました。
10数年書き続けたりくちゃんのブログ記事を製本して、りくちゃんの生きた証を手元に残すこと。
どんなに忘れることはない、と思っていても、
人は忘れゆく生き物だから。
それは今を生き、未来を築いている証。
だからいつでも手に取れば過去を思い出せるように。
赤ちゃんの時、
こどもの時、
青年の時、
壮年の時、
中年の時、
高年の時、
年月とともに少しずつりくちゃんは身体もスキルも変化し、
私も覚えていると思っているはずの記憶も少しずつ薄れている。
過去のブログを読み返すと、懐かしさより新鮮さのほうが上回ることがその証拠。
目の前のりくちゃんと過ごして、前のステージのりくちゃんとは自然にお別れしてきました。
だから今も感覚はその延長にあります。
アメブロさんに1冊だけでいいのでブログの製本はできるのか問い合わせをし、
1冊から製本できるサービスを教えていただきました。
そして、先月、思わぬ形で与えられた時間。
この時間がなかったら完成は遠のいてたと思うと、神様からのギフトだったのかな、とも思えます。
最後の最後の大作業。
3日間、10数回の編集作業を繰り返して、
りくちゃんの伝記ができました

フルカラー440頁の超大作(笑)
11年余りの日記は余裕で上限オーバー。
上限の480頁以内におさまるように1頁ずつ編集作業をしてこの頁におさまりました。
もう思い残すことはないです。
明日のお月見で、りくちゃんに献上します。
本当にあっぱれな兎生だったよ、りくちゃん



こんな素敵なサービスを提供されているのは
↓
My Books.jp 様。
ブログだけでなく、インスタやツイッターも製本してくれるそうです。
ありがとうございました。
そして10数年、兎生を綴る場所を提供してくださったアメブロさんにも感謝申し上げます。