大宮さんのBLのお話です。
苦手な方はご注意を///。
〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜*
「夢・・・みたいだから。」
「・・・。」
「あなたとこんな風になれるなんて・・・夢みたい。」
「・・・。」
少しだけ フ ル えた声。
照れ隠しに・・・フフ・・・と笑う俺を。
じっと見つめていた大野さんが。
すっと・・・中から指を ヌ き。
そのまま。
ぎゅっと・・・上から俺を抱きしめた。
夢じゃないから
その・・・驚くくらいの優しい言い方に。
押しとどめていた涙が・・・あふれそうになる。
と同時に。
あなたとの未来が見えた様な気がする。
きっと・・・あなたはずっと。
俺を大事にしてくれるね。
こんなに素直になった俺を。
あなたは・・・全部・・・心も体も全部。
包み込んでくれるんだもん。
俺。
あなたを愛し続けて・・・よかったよ。
「何もかも・・・夢じゃない。」
「・・・。」
「俺達は・・・ココにいるから。」
「WONDER-LOVE?」
「・・・ん・・・。」
「・・・。」
「俺・・・あの歌好き。」
ふっと笑う大野さん。
うん・・・俺も好き。
ずっと思ってたよ。
アイシテル・・・を届けたいって思ってた。
あなたの魅力には敵わないって思ってたし。
なにより。
すべてを超えて・・・アイシテルって。
ずっとそう思ってたよ。
ねえ・・・知ってる?
「WONDER」ってさ。
「脅威」とか「驚き」っていう意味の他に。
「奇跡」って意味も・・・あるんだよ。
「でもさニノ・・・あそこの歌詞はちょっと切ないよな。」
「どこのこと?」
「一瞬だけでもいい・・・ってとこ。」
「ああ・・・あそこね。」
「確かにそう思ったけど・・・。」
「ぇ ・・・いつ?」
「・・・。」
「・・・。」
「・・・ナイショ。」
「うわ・・・ナイショ・・・とか言うんだ///。」
「・・・んだよ。」
「なんか・・・あなた甘いね///。」
「///いいから集中しろよ・・・いつまでたっても入 んないぞ・・・俺のサトシ君が。」
「・・・言い方///。」
笑いながら言う大野さん。
もう・・・さ。
こんなやりとりすら幸せすぎて。
たまんないんだよ。
でも・・・さすがにもう。
時間が経ちすぎている。
って言うか・・・今日は。
ちょっと無理じゃないか・・・なんて。
思い始めてきた。
だって無理でしょ///。
指 すらまともに 入んないんだし。
さっき ニ ギ ったこの人の・・・その・・・サトシ君///は。
指 二 本 どころの騒ぎじゃないから///。
だから・・・。
ピンポーン
部屋のチャイムが鳴る。
俺の上で・・・大野さんが。
変な顔して俺を見た。
俺も。
自然と眉根が寄る。
・・・え・・・誰・・・?
ピンポーン
固まりながら俺の上で。
ドアの方を振り返る大野さん。
え・・・と。
どう・・・すんの?
とりあえず二人とも・・・ ゼ ン ラ ですけど。
ピンポーン
「居留守使うか。」
「寝たフリってこと?」
「ん・・・・だってもうこんな時間だぞ。」
「そう・・・だけど・・・。」
「・・・。」
「なんか・・・緊急だったらまずくない?」
「それだったら電話してくるだろ。」
「・・・。」
ピンポーン
数秒置いて一度・・・という鳴らし方は常識的だけど。
時間とその回数は非常識だった。
・・・って事は。
それを承知で。
急ぎの何かがあるのかもしれない。
それか。
ただの酔っ払いか。
「大野さん・・・ ノ ゾ キ ア ナ から見てきてよ。」
「・・・そっか。」
「うん・・・それで要件の検討はつくでしょ。」
「だな。」
「ぁ・・・そのままじゃダメだって///。」
とん・・・とベッドを飛び降りた大野さんの背中へと声をかける。
行きかけた大野さんは数歩戻って。
もう一つのベッドの上にある・・・どっちのかわかんない服をもって。
それで前を隠して・・・歩きにくそうにしながらドアへと向かった。
その・・・腰のところで テ ン ト 張ってる大野さんの姿を見て。
なんだろ。
もう・・・ね。
大野さんが。
愛しくて愛しくて・・・たまらなくなる///。
さっきのかっこよかった大野さんが・・・もう・・・ね。
カッコ悪くて・・・なのにかわいくてしかたない///。
軽く体を起こしてその様子を見ていると。
大野さんが。
あ ・・・と小さく言って。
誰?って言う俺の質問には答えずに。
かちゃ ・・・っとドアを開けた。
つづく

