今気になっていることは、昨今の「悪質な勧誘」である。

最近では、見知らぬ人と簡単に連絡を取りあったり、または出会ったりと数年前では考えられないような進化をインターネットは実現している。

私もショートメールやメールしかない時代、連絡を取りあうには、まずお互いが知り合い、そして意気投合し、その後アドレスを交換するような順番でなければ、話すこともメールでやり取りすることも不可能であった。

しかし最近ではどうか。

今こうして、貴方にとって見知らぬ私がこのようなブログを書き、それに対して貴方がコメントを書く。

これで、やり取りが成立するわけだ。

その他にも某SNSでは、ふっと出の誰かが、その人に対して個人のやり取りをすることさえ可能である。

これも、やり取りが成立している。

上記2点は、飽くまでわずかな例に過ぎない。

これは、気軽に世界中の人と話すことが出来るというメリットを伴う反面、世界中の人へ気軽に悪質な勧誘やサイバー攻撃をかけられるというデメリットをも伴っているということである。


こんな善くも悪くも世界中と繋がれる今の世の中。

私はとあるアプリを使い、現在の悪質な勧誘の実態を探ってみることにした。

私が取り上げる悪質な勧誘は「投資勧誘」である。

「投資勧誘」とは、投資をやればこれだけ儲かるという話を言葉や物を使って説明し、投資に興味を持たせて、対象者を投資の世界に呼び寄せることを言う。

「投資勧誘」といっても、本当に相手を騙そうとしない心からの勧誘は、何も悪いことはない。

そして、本当に儲かるのであれば、寧ろメリットでしかないのは言うまでもない。

しかし昨今、お金に困っている人を標的とした悪質な「投資勧誘」が後を絶たない。

私は2種類、それぞれ数個のアプリを使い、「投資勧誘」の標的となってみた。


1種類目はSNSである。

SNSは、基本個人やり取りメールでの勧誘が基本である。

日本語に慣れていない人が結構やっているイメージが、個人の偏見であるが多い気がする。

現に、他国で多くの人に使われているSNSアプリでも数人ではあるが、存在していた。

他国で多くの人に使われているSNSアプリは、基本認証制なので、多くないのは当たり前である。

しかし、知り合いを装いやり取りをしようと申請してくる人は多く存在した。

では、日本語に慣れている私たちのような人はやっていないのか。

言うまでもないがやっている。

内容的には、将来を不安視させ、自分たちがその不安を取り除くため、投資を勧めるというものである。

結婚したらお金が必要、

世界経済が値上がりし続けたらお金が必要、

皆お金を持っているが対象者だけお金を持っていない未来になるかもしれないからお金が必要、

海外に行った方がメリットしかないからお金が必要

といった事柄である。

確かに言っていることは間違っていないものも中には存在する。

お金が必要なのは、私にも分かる。

私もお金には悩まされている。

こういう危機感は持っておいて損はない。

問題はこの後である。

彼らは対象者を不安視させた後、独自のシステムといって、自動投資システムなるものを対象者に勧めるのである。

この自動投資システムは、私の個人的な見解で例えると、宝くじを自動で買い続けるというような物である。

宝くじを買っていればいつかは当たる。

これは言うまでもない事実である。

しかし、当たるまで無限に投資は続くため、所持金が少なければ少ない程、当たる確率は下がり、尚且つ当たりすらでないような結果にもなり得る。

投資も同じである。

伸びるか分からない物へ、または当たるか分からない物へ、無限に投資させられてしまう。

ここで1つの疑問が浮かぶだろう。

投資の勧誘を行う人へのメリットは、そもそも何なのかである。

私が出会ってきた勧誘をする人たちは、大きく分けて2つの手法でメリットを得ていた。

1つ目が、システム本体売買で発生する利益である。

とても簡素な文字列で構成されたシステムで、少しシステムを触っていれば分かる程の子ども騙しなものである。

また、システムを管理している気配すら感じない、謂わばネット環境無しでも動作が異常なく行えるシステムであった。

しかし彼らは、言葉巧みにそのシステムがどれ程素晴らしいものなのか説明してくる為、その悪質な勧誘に乗ってしまう方が少なからず存在するのが現状である。

「世の中そんなうまい話はない。」

この言葉を胸に抱いて過ごすことで、システム購入対策へ繋がると私は考える。

2つ目が、セミナー参加費である。

内容は、将来への不安視促進と1つ目のシステム購買意欲を高めるお話である。

これは、参加しないということしか対策はないが、参加してしまっても、損害はシステム料金より少ないので、まだ引返しが可能である。

以上が、投資の勧誘を行う人へのメリットである。

SNSでの「投資勧誘」の中には上記の内容以外に、個人情報を抜き取る為に、投資勧誘を行う人もいる。

「世の中そんなうまい話はない。」

この言葉を胸に刻んで、悪質な勧誘には手を出さない用にしていただきたい。

以上が、1種類目のSNSでの悪質な「投資勧誘」の実態である。


2種類目はマッチングアプリである。

マッチングアプリは、お互いにマッチをし合い、そしてお話を開始する流れとなります。

証明書と自撮り写真を要する本人確認を行わなければ、マッチしてもお話が開始されないというアプリもあり、セキュリティは万全である。

アプリによっては、お話をする為に課金制をとっているものも存在する。

しかし、こういったセキュリティが万全なのにも関わらず、なぜ悪質な「投資勧誘」が可能となるのかと疑問を浮かべる人が数多くいると思う。

最初は、私もその疑問を抱いていた。

ただ、何度か標的になっている内に疑問への答えは出た。

それは、出会ってすぐにマッチングを解除し、プロフィールも見れないようにする方法と、出会ってすぐにアカウントを消し、新たに違うアカウントを作るという方法である。

この方法で、マッチングアプリ内で悪質な「投資勧誘」を行っているのである。

では、本題のその悪質な「投資勧誘」の内容であるが、SNSの場合と全く同じである。

やはり最終的に大事になるのは「世の中そんなうまい話はない」である。

以上が、悪質な「投資勧誘」の実態である。


私たちは、昨今のこの現状にどう向き合い、どう対処するか考える必要があると感じている。

「世の中そんなうまい話はない」

この言葉を胸に刻んで、うますぎる話があった際には乗らないようにするのが大切だ。


以上、本日のブログとなります。

8/13分のブログとして書いておりましたが、気づいたら日付を跨いでしまっておりました。

申し訳ございません。

本日は8/14分も投稿する予定ではございますので、よろしくお願いいたします。

いま気になってること

 

 

 

 

 

同じネタで投稿する

 

他の投稿ネタを確認する