移ろいゆくこの世で

確かなことなど何もなくて

きっと神に尋ねれば

すべて必然

すべてが愛

そんなザックリとした

無責任で放任主義な言葉で

突き放すんだろうね


光の届かない場所だってあるのに

這いつくばるしかない時もあるのに

あなたは素知らぬ顔


基準なんて

拠り所なんて

道標なんて

灯台なんて

あってないようなもので

見えそうだけど見えなくて


オロオロしながら

ヨロヨロしながら

それでも歩くしかないんだ


時間をかけて出した答えも

更に時間が経てばまたすぐに

変わってしまう


多分


すべてが幻であることに気がつくまでの

デモンストレーション?


もし互いに袂を分つことがあったとしても

孤独な長い独り旅の

最後に行き着くところ

その場所がもし一緒であるならば

孤独じゃないから

わたしは大丈夫だよ