『おいしい』からはじまる薬膳 祐です
(我が家のキウイフルーツの花 雄と雌が必要なんですよね~)
プチ不調は、自分の体質が原因かも~
今日は、陰虚タイプをチェックしてみましょう
*こんな症状があったら陰虚タイプ*
□のどが渇きやすく、冷たい飲み物が好き
□性格はせっかちで、落ち着きがない
□元気はあるが、スタミナが切れ気味
□のどが痛くなりやすい
□咳がよく出る
□やせ気味で赤ら顔。とくに頬が赤い
□肌は乾燥気味で、シワが多い
□髪にツヤがなく、パサつきがち
□生理の周期が少なく、量は少なく色は薄い
□トイレの回数が少なく、便秘気味
□朝が弱くて夜型。常に睡眠不足
【特徴】
①便秘がちでトイレへあまり行かない
体内に水分が不足している為、体のあちこちに
乾燥の症状が表れます
とくに便秘になりやすく、出ても硬いコロコロ
した便です
乾燥の為、常に飲み物を欠かさずに飲んで
いますが、尿の量が少なく、トイレへ行く回数
が少ないのも特徴です。
②肌、髪が乾燥して声もかすれる
全身の潤いが足りていないので、肌が乾燥して
粉をふいたようになり、髪はパサパサします
血虚タイプより、乾燥の症状が強く、
口や鼻の中には乾燥した感じがあり、
唇もひび割れ、声がかすれていることも
あります
③寝汗や不眠、手足のほてり
一日の活動が終わる夜は、体を休めることが
重要
陰虚タイプは、日中に動いた体をクールダウン
させる津液が足りていない為、夜に熱の症状
が出やすくなります。
体がほてったり、寝汗、目が覚めてしまう為、
睡眠時間がとれず、悪循環になることも。
☆サポート食材☆
体の熱を除き、水分を補う食材をあっさりとした
シンプルな料理で食べましょう~
【不足している水分を補う食材】
体の水分不足で起こる症状は、この食材で
改善できる
オクラ、冬瓜、グリーンアスパラ、エリンギ、
びわ、梨、レモン、梅、氷砂糖、牛乳、チーズ、
ヨーグルト、バター、イカ、干し貝柱、豚肉
【過剰な熱症状をやわらげる食材】
体を冷やすこの食材で、クールダウンして
不調を改善
ズッキーニ、白菜、モロヘイヤ、ミント、牛蒡、
カニ、豆腐、こんにゃく、キウイフルーツ、
柿、バナナ、緑茶
☆食べ方☆
ほてりや寝汗など熱の症状が強い人は、
寒性・涼性の食材がピッタリ
体を冷やす作用を持つ食材には、
潤す作用をともなう食材が多いので、
積極的に食べましょう
甘味と酸味の組み合わせ は、
津液=水分をつくると言われています。
野菜やフルーツの自然の甘味や酸味を
摂れば、自然と体を潤す ということ
津液を補う為に、デザートは果物が
オススメです
☆NG食材☆
体内に余分な熱がこもると、そうでなくても
少ない津液がどんどん失われてしまいます
温性・熱性の食材や、唐辛子・にんにくなど
香辛料を使ったスパイシーな料理は、
熱を生み出しやすいので、控えめにすると
よいでしょう
揚げ物や油をたくさん使った料理も熱を
生み出す原因
できるだけあっさりした味付け で、
食材の持ち味を生かした焼き物、煮物などの
シンプルレシピをチョイスしましょう
アルコールの飲みすぎ も体に熱を与えるので、
症状が悪化します
☆行動で改善☆
津液は、陰陽では陰に属しているので、
陰の時間帯である夜に作られます。
夜更かしは厳禁
運動後は水分補給を
疲れたらきちんと休みましょう
【タンドリーポーク】
体に不足している潤いを補う豚肉と、
冷やして熱や乾燥の症状を改善する
ヨーグルトを組み合わせてみました~
*材料*
豚こま肉 400g
塩胡椒 適量
A調味料
ヨーグルト 大さじ4
ケチャップ 大さじ1
中濃ソース 大さじ1/2
カレー粉 大さじ1/2
おろしにんにく 大さじ1/2
*作り方*
①豚こま肉に塩胡椒でしっかりめに
下味をつけ、手でよく飲み込む。
②合わせておいた調味料に、豚こま肉を
入れてよく混ぜ、30分ほど冷蔵庫で
漬けこむ。
③熱してフライパンに油をしき、
豚こま肉をはじめは強火で焼く。
※絶対に動かさない
フライパンを時々動かす程度
豚肉を触ると水分が出てしまう為、
お肉が硬くなってしまいます
色がつくまでは触らない
④焼き色がついたら裏返して反対も
約2分焼けば完成
【ズッキーニと人参のヒラヒラ~】
のど・鼻・肌などに起こる不調を改善する
ズッキーニをヒラヒラにカットしてみました
*材料*
ズッキーニ 1/2本
人参 1/2本
バター 適量
塩胡椒 適量
*作り方*
①ズッキーニと人参はピーラーでカット。
②レンジでチン
③熱いうちにバターと塩胡椒で味付け。
※今回は陰虚食材なのでバターを使いましたが、
ドレッシングでもOK
タンドリーは、チキンや魚にも合いますね~
今日もありがとうございます