『おいしい』からはじまる薬膳 祐です音譜

 


 



 

お月様と太陽晴れ

ドキドキと身体筋肉

昼と夜

男と女・・・

 

 

どっちが上とかしたとか、

善いとか悪いとか、

そんなふうにくっきりと分けるのではなく、

どちらも支えあって、

一つの世界ができています。

 

 

 

東洋医学の【陰陽思想】では、

『宇宙の全ては、陰と陽の気で

できている』

と言われています。

 

 


 

森羅万象

宇宙のありとあらゆる事物を

さまざまな観点から

【陰】いん 【陽】よう

二つのカテゴリに分類する思想で、

陰陽思想では、

奇数は【陽】の数とされています。

 

 

 


1月1日 人日の節句(七草の節句)

3月3日 上巳の節句(桃の節句)

5月5日 端午の節句(菖蒲の節句)

7月7日 七夕の節句(笹の節句)

9月9日 重陽の節句(菊の節句)

 

 


奇数の中で、

『9』

奇数最大の数字で、

陽の最も強い数とされています。

 

 


 

9月9日は、

『強い陽の数字が重なる』ということから、

【重陽の節句】

呼ばれるようになりました。

 

 


重陽の節句は、

別名【菊の節句】です。

 

 



【菊】という字には、

たくさんの【米】を一カ所に

『集める』という意味があります。

 

 

 

米を作り、

米を収め、

米を食べる日本人にとって、

【菊】はとても縁の深いものです。

 

 

 

その為、

【菊】健康と不老長寿の象徴の花

されていたとも言われています。

 

 

【菊の節句】では

菊の花びらを浮かべたお酒

飲み交わしたり、

菊のお茶を楽しんだり、

菊を愛でる宴を開いて

『長寿と幸運』を祈りますキラキラ


 


 

 

 

重陽の節句は、

【菊】を用いて不老長寿を願う日ですが、

旧暦の9月は今の10月で、

作物の収穫が終わる時期にあたります。

 

 

栗ご飯を炊いたり、

お餅をついたりするなど

収穫を祝う習慣もあり、

【栗の節句】とも言われています。

 

 



 

陽の気が極まる特別な日として

大切にされてきました。

それが【重陽の節句】なのです。

 

 

今の日本では、あまり知られていませんが、

運の流れに乗るためには

欠かせない大切は日ですハート
 


 

食用菊もスーパーに出回ります。

 

実家の山形では、

“もってのほか美味しい菊”との意味がある

『もってのほか』をよくいただきます。

 

我が家の小さな庭にも植えています。

 

秋の味覚の菊は、

お浸し(ほうれん草と和えたり)

酢の物

味噌汁の具

などに使います。

 


 


 



薬膳においては、

ストレス解消

疲れ目

にオススメです目

 

 

 

今日もありがとうございますラブ