『おいしい』 からはじまる 薬膳 祐です
夏は、
陽気 というエネルギーを
発散させるために
毛穴が開き、汗が出ます
しかし、
毛穴が開くということは、
家の門を開いているのと同じ
体に害を及ぼす自然変化である
【暑邪】 しょじゃ
（暑さの邪気）
が体内に侵入しやすくなります
邪気から身を守る防御力が低下する夏は、
実は四季の中でも
特に養生に気をつかわなくてはいけない季節
です
暑いからといって、
発汗しているときに素肌をさらして
風に当たると、
頭痛がしたり、
風邪をひいたりする のは
そのためです。
また、
冷水で頭を洗ったり、
水風呂に入ったり、
冷たいものを飲んだりするのも、
ゆるんだ肌から冷えが侵入しやすい
ので、
できるだけ控えて、
体温よりも温かいものを口にし、
風や冷えから身を守りましょう
とはいえ、
まったく汗をかかないでいると、
体に熱がこもってしまい、
秋になってその熱が
潤いを消耗し、
乾燥が原因の
咳やのぼせになる ので、
これもまた注意が必要です
今日もありがとうございます